肌断食のトリック

肌断食の本当のところ

肌断食は本当に正しい?!

肌断食推奨派の見解は、

化粧品は肌に毒であり、つけないで肌が元気になり、

肌本来の力が蘇り、キレイになる・・・そうな。

 

「肌断食したらニキビが治った」

「肌断食したら肌がキレイになった」

「肌断食したら肌が元気になったような気がする」

 

まあ、「肌断食」で検索すれば、

そのやり方とか、その効能とかでてくると思います。

 

 

結論からいえば、

下記の状況であれば、肌断食で効果をえることができます

 

①元々ケアしなくても大丈夫な10代である

最近は10代でもスキンケアしている女性は多いです。

メイクをするので、確かにスキンケアが必要になってきます。

特に10代はニキビはできやすい時期ですし、

ニキビを改善するため始める人も多いことでしょう。

 

それが肌本来の力を損なってしまう場合がなくもないわけです。

 

結果、何もしない方がキレイになった・・・

なんてことは不思議なことでもなんでもないわけです。

 

メイクをせず、正しい洗顔を行えば、

肌本来の力で回復していきます。

 

もちろん、20代の肌力、30代の肌力も、

個人差はありますが回復するに十分な力はあるかもしれません。

 

ただ、40代、50代はちょっとキツイかも。

そもそもスキンケアは肌力を補うために行うわけですから。

年相応でよければ、それで十分ですし、

 

アンチエイジング、つまり年齢に抗うのであれば、

それなりの努力は必要になります。

 

 

②皮膚に何かしらのトラブルがあるとき

皮膚が何かにアレルギーを起こしているときとか、
美容医療の治療(ピーリングとかレーザーとか)をした後には

効果があります。


極力刺激を与えない。

それが最大の治療につながる場合です。

 

何も塗らないのが正しいのではなくて、
「顔にあまりさわらない」というのが正しいのです。


スキンケアは肌状態を良い状態に保つために行います。

悪い状態を脱しないと、良い状態を維持することは叶わないわけです。

 

どんなに高価な美容液も、

皮膚疾患中は刺激にしかならない場合もあるわけです。

 

③洗顔のし過ぎ

寝ている間に、皮膚は自分で良質な皮脂を分泌します。
朝その皮脂を落としすぎないことになるので、皮膚は潤います。

肌断食で皮膚がきれいになるのではなく、

メイクをしないことでクレンジングが不要になる、

洗顔力の弱い石鹸で洗顔することで、
皮脂を落としすぎずに潤いの膜を保てるからです。

 

賛否両論あるのは、

効果もある人はいるが、当然効果がない人もいるからです。

①~③すべてに当てはまるなら、

効果は絶大でしょうし、そうでない場合は効果が得られない

どころか悪化することもあり得ます。

 

ただ、化粧品を見直すには良い機会になるかもしれませんので、

決して肌断食は無駄ではないと思います。

 

 

例えば、ニキビの赤味が肌断食で治ったのなら、

普段のスキンケアに、何かしらの誤りがあるはずです。

 

それが洗顔なのか、化粧水なのか、美容液なのか、

ファンデーションなのか・・・

 

1つずつ検証してみると、

肌に合わなかったものが判明します。

 

ただ、肌断食すると、最初えらいことになる

と言われているので、無理にする必要性は

ないと思いますけどね、個人的には。