化粧品 トリック集(笑)

実はそれ、トリックがあるんです

1.ピーリングジェル 

古い角質を剥して、肌のオーバーターンを正常にしましょう~

的な謳い文句で売られている商品。

 

使うと、モロモロと出てきます。

「ああ、こんなに古い角質があったんだ!!」

と驚かれる人も多いですが、これには種も仕掛けもあります(笑)

 

オールインワンジェル、使ったことあります?

あれって、モロモロが出てきません?

 

ジェルの形状をさせるために増粘剤を使います。

増粘剤は文字通り、粘性を上げるもの。

 

よく使われるのがキサンタンガム。

多糖類系のポリマーです。

 

ヒアルロン酸でもできますが、

価格がぱないことになるので、

現実にはありえません。

 


これが種で、ポリマー系の物を沢山含ませると

擦った時、モロモロが出てきます。

 

分かり易い例でいえば、コメ糊を手に付けて

擦ると、モロモロと剥がれてくるでしょ?

あれと同じ原理です。

 

もちろん、古い角質や毛穴に詰まった汚れも取れますが、

目で見て認識しているのは、ほとんどが増粘剤やポリマーなんです。

 

これは、通販などで見た目を求められて考案したトリックだそうです。

「あらやだ、こんなに取れた!すごーい!」

みたいな?

 

 

2.口内ケアウォッシュ

口内をキレイにするうがい薬のようなもので、

口から出したら、茶色の物体が出てきて、

 

「うわ、こんなのが口の中に!!」


みたいなの、見た事ありません?

なた豆が主成分で挙げられているやつ。

 

あれは、口内のタンパク質と、なた豆のポリフェノールが

結合した結果、汚らしい物質になって出てきただけです。

 

ですから、誰でもなるわけです。

そして、口の中が清潔になったわけでもありません。

 

が、目で見て分かるというのはインパクトがあり、

バカ売れしました。

 

確かにスッキリするしんですけどねー

 

 

3.スリミングジェル

塗ると熱くなって、痩せるってやつ。

 

ないない。

そんなことはない。

 

脂肪が燃えているわけではなくて、

グリセリンが水分を吸収する際、

熱を発するので、熱く感じるだけです。

 

その水分はどこから?

空気中とあなたの肌ですよん。

 

スリミングジェルの正体は、

高濃度のグリセリン。

 

その他の成分は、それっぽく見せるためのダミーです。

 

 

4.リフトアップ

収れん作用を持つ成分で、

酸化亜鉛という成分が挙げられます。

 

日焼け止めとかに結構使われています。

 

タンパク質を変性させ、組織や血管を収縮させるわけですが、

ぎゅっとなった感じがリフトアップしているような感じにしてくれます。

 

もちろん、リフトアップしているわけではありません(笑)

 

ちなみに、同様に日焼け止めに使われる

酸化チタンは白くなるので、入れることで、

美白効果があるような錯覚を起こさせます。

 

5.石鹸で手が白くなる!

片手だけ石鹸で洗い、両手を比較すると、

片手だけ白くなっている!!

 

そんな広告見たことないですか?

 

実はこれ、石鹸とか関係ないんです。

(多少は関係しますが、すべての石鹸で可能です)

洗うという行為で、片手だけ血行が良くなり、

白く見えるんです。

 

他所の石鹸と比較したら、差はでてきません。

 

お茶の石鹸のCMで始まり、

テレビCMをしている石鹸では一時流行りましたが、

今時、やっているところはない・・・とは思います。

(お茶の石鹸を連想してしまいますからね)

 

 


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コメント: 2
  • #1

    nr (木曜日, 17 4月 2014 18:18)

    初めて知りました。おもしろいてすね。

  • #2

    森崎陽一 (金曜日, 18 4月 2014 15:41)

    コメントありがとうございます。
    実際の効果はさて置き、目で見て変化があるのは
    売りやすいんですよね。
    スキンケア商品は、直球勝負するしかありませんがね。