オリザペプチド(コメペプチド粉末)の使い方
オリザペプチドをおまけでもらったけど、どう使うの?
オリザペプチドはオリザ油化の原料で、
コメに含まれるタンパク質を酵素処理で細かく分解したものです。
コメの主成分は糖質ですが、僅かにタンパク質が含まれています。
何気に貴重なタンパク源だったりします。
そのタンパク質だけを集め、酵素処理で巨大な分子を
細かくすることで、水にも溶解するようにしています。
ほとんどがトリペプチドと呼ばれる、
アミノ酸が3個結合しているもので、
角質下へ浸透できる限界の大きさです。
最大のウリは、コラーゲン合成を促進する作用。
肌から直接コラーゲンを取り入れることができないので、
肌のコラーゲンを増やすには、コラーゲンの生成力を
上げるしかないわけです。
使い方は、ナチュセラローション(150ml)に
オリザペプチド2g(半分)を入れて、よく振って完成!
これを化粧水として、毎日使うだけで、
お肌に変化が表れてくる・・・かも。
正直な話・・・1~2%で使用すれば、
かなり効果が高い原料であることは間違いありませんが、
現実問題、そこまで高濃度で配合するのは難しいです。
理由はコストの問題もありますが、
においがちょっと独特。
お客様曰く
「みたらし団子のにおい」
とのこと。
まあ、そんな感じの食品系のにおいになります。
美味そうな匂いに調整することは可能ですが(爆)
化粧品っぽく、よい香りにするのは無理っぽいです。
(キツイ臭いになって、逆に不快ですわ)
ナチュセラクリームも独特のにおいがありますが、
そんなの可愛いくらいのレベルです。
効果重視で、香りなんてク●くらえと思っている弊社ですら
躊躇われるレベルなので、他社がこの濃度で製品化してくる
可能性は限りなくゼロに近いと思います。
補足ですが、オリゴペプチドというのがあります。
EGFとかその類のものです。
成長因子であるわけですが、
これはアミノ酸が数十~百個くらいのものなので、
オリザペプチド、つまりトリペプチドよりずっと大きいです。
EGFは表皮で作用するのでいいのですが、
そのたのオリゴペプチド系は角質層下で作用しているもの。
しかしながら、オリゴペプチドは角質層を通り抜けられません。
ちょっと効果については「?」なところがあります。
(無駄に高いんですけどね)
個人的には、もてはやされているEGFよりも、
ずっと実感できるんじゃないか、と思っています。
騙されたと思って、一度試してみてくださいませ~
※注意点
・混ぜるのはナチュセラローションである必要はありませんが、
水に混ぜるのはやめましょう。ないとは思いますが、防腐剤無添加
とかいうのも腐る可能性があるので、避けてください。
(防腐剤が入っている通常の化粧水なら何でも良いです)
・クリーム、ゲルには入れないでください。安定性が崩壊する可能性があります。
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ちい (土曜日, 03 5月 2014 01:48)
いつもお世話になっております。
教えていただきたいのですが、オリザペプチドとセラミド原液は、一緒にナチュセラローションに入れてしまっても問題ありませんか?