お腹が空いてからの30分で、美容、健康効果がある?!
空腹は我慢しろ?!
正直、最近はお腹が「ぐ~」と鳴ること、
ちょっと恥ずかしいものですが、
空腹状態を維持することが、
体を若々しく保つコツらしい。
空腹時にはサーチュイン遺伝子が活性化するので、
すぐに食事をとるのではなく、30~60分時間を空けて
空腹を我慢するのがいいとのこと。
そんなに簡単にサーチュイン遺伝子は働かないと・・・
サーチュイン遺伝子とは長寿遺伝子とも呼ばれ、
寿命に関与していると言われています。
空腹時が続くことで活性化するのですが、
長寿遺伝子と同時に倹約遺伝子とも言われます。
つまり、空腹に対処すべく、体のエネルギー効率をよくすることで、
少しでも生存の可能性を高めようとするのです。
体のエネルギーの節約モードってやつです。
無理なダイエットのあと、高い確率でリバウンドするのは、
飢餓状態であると体が認識して、倹約遺伝子が活性化し、
体が省エネモードになっているところに、
通常時の食事をとってしまうからです。
・・・いやいや、じゃあ、空腹を我慢してたら、太りやすくなるんじゃ・・・
と心配になるかもしれませんが、そんなことはありません。
空腹期間が数日続かないと、発動はしないと言われているので、
1日ひもじくても、すぐに省エネモードにはなりません。
カロリーを3割から4割カットした生活を続けることで、
長寿遺伝子を活性化すると言われているので、
1日2500Kcalの人なら、1750~1500Kcalに抑えるとよいです。
そうすることで、必然的に空腹の時間は長くなるので、
空腹を我慢するとよいってのは、間違いってわけでもないのかな。
昔から「腹八分、医者いらず」と言われるように、
満腹まで食べないことが健康に良いのは分かていた事。
遺伝子云々ってのもありますが、
体内酵素の影響の方が大きいと個人的には思います。
酵素には大きく分けると、消化酵素と代謝酵素に分けられます。
消化酵素は文字通り、食べ物を消化する酵素で、外に分泌されるものです。
代謝酵素は、内臓を修復したり、生体活動を円滑に進めるために
使われているものです。
使える酵素は限られており、
消化酵素を多く使うと、代謝酵素が不足する事態になります。
ですから、消化酵素を節約することで、
体内酵素のバランスを守れば、体によいって理屈です。
ですから、いくら空腹を我慢しても、その後にガッツリ食べたら、
意味はないということです。
結論をいえば、
腹八分の生活を心がけるのが一番ってところでしょうか。
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