希少糖ってよくわからんですよね・・・
「希少糖?」
存在を知ったのが伊藤園の『希少糖ソーダ』をスーパーで見かけたとき。
なんか、いろんな過程ぶっとばして、
商品化しているので、売れているとは思えませんが・・・
さて、希少糖とは何ぞや?
まず、自然界に微量しか存在しない、
単糖(糖の最少単位)であることから、
『希少』糖と呼ばれるのだとか。
色々な研究によって、安価な単糖、
ブドウ糖(グルコース)、果糖(フラクトース)から酵素処理によって、
大量生産可能になったのがプシコースという単糖。
分子式はC6H12O6ですが、
構造は下図の通り。
希少糖であるプシコースはカロリーがブドウ糖の0.3%
(1gあたり、10カロリー)しかなく、ほとんどエネルギーとして
使われないと言われます。
まず、低カロリーの甘味料であるといえます。
さらに、血糖値の向上を抑制する作用があり、
その要因の1つとして、インスリン感受性を向上させる
効果があるからだと考えられます。
インスリンは血中から細胞へ糖を送る作用がありますが、
過剰な糖が血流を流れていると、インスリン耐性ができてしまい
糖尿病になります。
要するに、インスリンが効かない体=糖尿病だともいえます。
このことから、プシコースは糖尿病予防にも役立つと言われます。
同時に、内臓脂肪の蓄積も抑制するとのことで、
とっても太らない糖、とると痩せる糖などとして売られています。
ただ、残念ながら、通常の砂糖を
プシコースに変えることは、メタボリックシンドローム
の予防にはつながりますが、ダイエットになるわけではなりません。
甘い物を食べても痩せる・・・
てわけではないので注意してくださいね~
ちなみに、この原料を発売しているのが松谷化学工業。
デキストリンを扱っている大手の原料メーカー。
最も多く使われているサプリメントの原料の1つです。
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