長寿の秘訣はコンブ!?
沖縄県の長寿一返上の背景に、昆布消費の低下?!
男女ともに長寿一の県として君臨してきた沖縄県。
しかしながら、それは過去の話となってしまったわけですが、
面白いことに、男性の平均寿命とコンブの消費量は
相関関係にあるとのデータがでていました。
(まあ、女性は上位をキープしているので、一概にはいえませんが)
長寿とコンブには意外な関係があるのかもしれません。
健康成分豊富なコンブ
水溶性食物繊維 アルギン酸、フコイダン
30%近くはこの水溶性食物繊維。
水溶性食物繊維は糖や脂肪の吸収を抑制すると共に、
ビタミン、ミネラルの吸収を促進します。
腸内環境を改善するには必須の成分です。
またフコイダンは免疫力を高めるとのことで、
サプリメントなどでも利用されています。
フコキサンチン
高い抗酸化力をもつ色素成分で、
脂肪の蓄積を抑制したり、脂肪燃焼を促すタンパク質を
増加させるなどの効果があると言われ、
ダイエット素材としても注目されています。
また、糖の細胞への輸送を促進し、
糖尿病の予防効果も期待されています。
ちなみに、沖縄県は糖尿と肥満が急激に増えたとも言われています。
グルタミン酸
うまみ成分として、料理のコクを出す
決め手になる成分です。
胃もたれを防ぎ、過食を予防する効果があると言われます。
取り過ぎが心配?
海藻類にはヨウ素が含まれており、
コンブにも多く含まれています。
ヨウ素は推奨量が130μg、上限が2200μgと
食事摂取基準で定められていますが、
日本人の平均的摂取量は1500μgといわれます。
甲状腺に問題を抱えている人は注意が必要ですが、
健康な人であれば、ヨウ素の過剰摂取よりも、
コンブを食べないことの害のほうが大きいと言われます。
常識を逸脱した食べ方をしなければ、
そんなに過敏になる必要はないのかも・・・
最近、昆布食べてますか?
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