本当は教えたくなかった スキンミミックス

セラミド1とセラミド9を含む唯一の原料

セラミドの比較試験、沢山の方にご協力していただき、

ものすごくうれしく思っています。


もうすぐ300名ってところですので、

サンプル数としては十分でしょう。

 

数年前は10名そこそこのお客様で決めていたのを、

ふっと思い出して、熱い物がこみ上げてきました。

 

 

あて、あなたは天然ヒト型セラミドVSスキンミミックス、

どちらに軍配が上がると思いますか?

 

天然ヒト型セラミドの圧勝?

それともドロー?

 

まあ、なかなか合成品のスキンミミックスに軍配が上がると

考える人は少ないのかもしれません。

 

そこで、少しだけスキンミミックスの紹介を。

本当は黒子的に使っているので、黙っていたいところではあるんですがね。

 

まず、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド6、セラミド9を含み、

コレステロールと2種類のスフィンゴ脂質を含みます。

 

アシルセラミドであるセラミド1とセラミド9を含んでいるだけでも

なかなかのものなわけですが、

 

これらを混ぜ合わせた目的の1つは、

細胞間脂質に組成を限りなく近づけるため

スキンミミックス

あなたを守る、細胞間脂質に酷似した組成になっているので、

セラミドだけでなく、細胞間脂質を補充するというわけです。

 

さらに、このスキンミミックスには、

皮膚構成物質合成のシグナル機能も果たすことが分かっています。

 

①AQP3合成促進

AQP3と聞き慣れない単語ですが、

これは、細胞間同士のトンネル役を果たすもので、

これがないと、肌表面のグリセロールが不足し、

肌の乾燥を招きます。

AQP3が作られると、自身の力で肌の潤いを取り戻すことができるようになります。

 

②セラミド合成促進

セラミドの原料になるスフィンゴシンやフィトスフィンゴシンの合成が約6倍に、

セラミドの合成は約2倍になりました。


これは、セラミド新規合成に関わるセリンパルミトイルトランスフェラーゼ(SPT)と

脂質バリア前駆体形成に関わるグルコシルトランスフェラーゼ(GlcT-1)の活性が

上がるためです。

 

③フィラグリン合成促進

角質細胞の潤い成分である天然保湿因子の素になります。

 

 

セラミドを補うだけでなく、さらにその先もやってくれる

皮膚の保護、再生、予防をこなす、

セラミドの最終形体とでもいえるものです。

 

将来的には、ここにセラミド5とかが入ったものが出てくるでしょうが、

現状では、ヒト型セラミド素材ではNo.1だと個人的には思っています。

 

意外に、弊社の商品でも影の功労者でもあるのです。

低濃度でも効果を期待できるところもありがたいです。