ヒトセラミドの大分類と小分類をなんとか分かり易く伝えたいと・・・
ヒト型のセラミドには番号がふられています。
セラミド1とかセラミド2とか。
大きな分類では11種類あり、
さらに細かくわけると342種類あると。
実際にヒトの肌のセラミドの多様性は分かると思いますが、
大分類と小分類の意味合いがどういうことなのか、
ちょっとピンとこないと思います。
そこで、ちょっと野球で喩えてみようかと。
大きな分類は名称というか、番号の違いで区別します。
セラミド1、セラミド2、セラミド3・・・という感じにね。
で、セラミドの数字は野球でいう守備のポジションを意味すると
考えると分かり易いかな~と。
(いや、余計わからんという声も聞こえてきますが笑)
つまり、セラミド1はピッチャー、セラミド2はセカンドとか、そんな感じ。
で、小分類というのは、
ショートの選手が色々いますよって話。
打撃が良いショート、
足の速いショートの選手、
守備に特化したショートの選手などなど。
天然ヒト型セラミドは
セラミド3とセラミド6Ⅱの選手層が厚く、
スキンミミックスは
各ポジションの選手が揃っていると
考えると、スッキリしないです?
例えば、ピッチャーしかいないチームでも、
他のポジションをしないと試合にならないですから、
本来はピッチャーでも内野に外野を誰かやらなくちゃいけない。
とりあえず、ポジションにつかせるけど、
本職じゃないから、試合に勝てるかどうかというと、
ちょっと難しい。
セラミド1はバリア機能に超重要ですが、
セラミド1だけではダメというのはそういうことなのかな?と。
また、天然ヒト型セラミドは
2種類の選手層が厚く、色々な選手がいるけど、
それはショートならショート、
サードならサード内で変えれるだけで、
ピッチャーをやれるとか、センターをやれるとかではないわけです。
まとめると、
セラミドの大分類は選手をポジションでわけたようなもの。
セラミド1、セラミド2、セラミド3・・・というのは、
ピッチャー、キャッチャーファースト・・・というようなもの。
セラミドの小分類はそれぞれのポジションの選手を区別したようなもの。
ポジション争いしている選手群といったところです。
セラミド3A、セラミド3Bとか。
能力の差はあるが、やる仕事は同じというわけです。
で、1つのポジションの選手ばかりいても野球が成り立たないように、
1種類のセラミドでは肌を守れない。
かといって、同じポジションの選手ばかりいてもしょうがないので、
小分類を細かくカバーする必要は、むしろないです。
コメントをお書きください
ちい (木曜日, 10 7月 2014)
セラミドの小分類のお話、大変わかりやすかったです。
ベンチがほかほかでも、野球には勝てないですもんね。
教えていただきたいことがあるのですが、日焼け止めで紫外線吸収材と紫外線反射剤があり、紫外線吸収剤は物凄く肌に悪いみたいな話をよく目にします。
しかし、かなり強力な日焼け止めになると、紫外線吸収剤を使った日焼け止めばかりになってしまいます。
炎天下や垂れ落ちるほど汗をかく環境にいることが多いので、ナチュセラプロテクトを下に塗って肌を守りつつ、超大手の一番強い日焼け止め(金の○ネッサ)で紫外線から守ろうかと思っているのですが、森崎様は、紫外線吸収剤の害と紫外線自体の害はどちらがよりダメージが強いと思われますか?
あと、ナチュセラプロテクトも、その金のものも、緩いミルクなのですが、時間を置かずにつけても肌の上で混ざったりしませんか?
それから、以前のナチュセラプロテクトの記事で皮膚科で買える日焼け止めの処方を真似たと拝見したのですが、どこのものだったのですか?
去年私が皮膚科で買ったものは○ェイ○ックという会社の○ラス○ストアという製品だったのですが、これとは別ですか?
質問ばかりで申し訳ありません。
森崎 (木曜日, 10 7月 2014 15:14)
コメントありがとうございます。
①紫外線吸収剤について
一概にすべて悪いというわけではないと思います。
確かに刺激が強いものがありますので、
紫外線吸収剤=悪い というイメージはつけやすかったのだと
思われます。
あと、紫外線吸収剤は紫外線を吸収して別物に変化します。
反応時に刺激が起きたり、変化した物質が悪さをする
というものもあるようです。
また変化してしまうので、効果が減少していくわけです。
一方、反射剤は金属系のもの(酸化チタンなど)が多いので、
粉吹きをしたり、肌が乾燥しやすいなどの問題点もあります。
また、高い数値を出そうと思うと、反射剤だけでは無理でもあります。
②紫外線と紫外線吸収剤、どっちが害が大きいか
結論からいえば、紫外線のほうが大きいです。
ちびっとつけるよりは、つけるならしっかりつけたほうが
肌には良いです。
ただ、強力な日焼け止めは、日中外に出っ放し、
という時でない限り、ナチュセラプロテクトで十分だと思います。
その代り、汗などで落ちた時など、頻繁に塗りなおした方が
ケアとしては正しいです。
③混ざるかどうか?
乾く前にぬると、混ざります。
乾かしてから塗っていただければ問題ありません。
④どこの処方を真似たか
詳細は聞いていません。
販売製造元が同じであれば、そうなのだと思います。
参考になれば幸いです。
よろしくお願いいたします。
ちい (木曜日, 10 7月 2014 16:53)
ご返信ありがとうございます。
今までSPF50+・PA++++・ウォータープルーフ・クリームタイプという敏感肌用としては最強と思われる日焼け止め(アクセーヌのものです)を使って、さらに「サンバリア100」社のかなりつばが広い帽子をかぶって40分ほど運転をしたのですが、帽子のつばが届かない頬の下のほうに赤い斑点が出てしまい、かなり抵抗があるけど、いよいよ金のアイツに頼るしかないか…と思っていたところでした。
ナチュセラプロテクトは乾かしてからにしますし、なるべく塗り直しを心がけます。
私が皮膚科で買った日焼け止めは、どうも違ったようです。
ご返信ありがとうございます。
やはり小まめな塗り直しですね…頑張ります。
ちい (金曜日, 11 7月 2014 19:36)
ちなみにですが、よくメイクアップアーティストの方が、ベースメイクを重ねる時にティッシュでそーっと押さえてから次を塗るといいって言ってますが、ティッシュで押さえるとナチュセラプロテクトは取れてしまいますか?
森崎 (金曜日, 11 7月 2014 23:09)
ティッシュで軽く押さえるくらいでは取れません
ので、大丈夫ですよ。