セラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱプレミックス原料

もしかしたら、一番主流なセラミド原料かも

セラミド1、セラミド3、セラミド6Ⅱの組み合わせは、

セラミド配合化粧品の中で、最も多い組み合わせではないか?

と個人的には思っています。

 

その原料はセラミド、コレステロール、スフィンゴシンなどの脂質を6%含み、

セラミドの総量は1.5%

 セラミド1 0.001%

 セラミド3 0.5%

 セラミド3B 0.5%

 セラミド6 0.5%

 


 

 

経験上、セラミドの濃度が濃いと、

色々問題が起こる人がいるので、

濃ければいいっていうわけではないが、

その限界値は見極めたいわけです。

 

この原液をそのまま使うと1.5%。

これは間違いなく濃いわけです。

 

半分だとしても、0.75%。

これでもトラブルが起こる人はいるみたい。

 

セラミド3単体では、

0.5%が劇的に有効であるとのデータもあるので、

この間に限界値があるのではないか、とは思っています。

 

ちなみに、天然ヒト型セラミドは0.3%が限界値ギリギリ。

ナチュセラクリームは0.3%でしたが、ライトを0.2%にしてからは、

トラブルが激減しました。

ちなみにメーカー推奨は0.05%。

 

ついでに言えば、スキンミミックスの推奨量もセラミドとして0.05%です。

 

ちょっと不思議なのが、セラミドを4%とか配合できてしまうのは、

いったいどのような理屈なんでしょう?

 

セラミド2を高濃度配合はありますが、

セラミド3を高濃度というのは、あまり聞きません。

某原液でも0.5%ということですからね。

 

可能性としては、セラミド2は刺激が少ないということなのでしょうか?

おそらく、セラミド3を4%も配合したら、

原価もエライことになりますが、

肌もエライことになる人は少なくないと推測されます。

 

刺激が少ないのに、効果が高い、という都合のいいことはないと思いますので、

恐らくセラミドの効果、保湿性はセラミド2よりもセラミド3のほうが高いはず。

データを見比べると、その傾向にあるような気がします。

断定はできませんが。

 

で、セラミド2 4%とセラミド3 0.5%では、

どちらが効果が高いのかって話です。

 

濃度としては8倍の差があるわけです。

 

この辺を突き詰めれば、

最適な濃度、最適な組み合わせが見えてくるかもしれませんね。