全盛りは夢でも、実際にはねぇ・・・
化粧品の原料レベルでみると、
実際に効果があるものの方が多いと思います。
程度の差はあると思いますが。
ただ、あれもこれも入れたいのは山々なのですが、
現実的には無理なわけです。
その理由は、
①コスト面
化粧品の原料は比較的高いです。
理由は少量しか使わないから、量をさばくのが大変だからです。
1kg、何百万、何千万という原料もあります。
セラミドもその1つです。
多く入れたほうがいいのは分かっていても、
中々、沢山入れるのは躊躇われるわけです。
ココイチで喩えるなら、
ロースかつをダブルでトッピングしたいとこりですが、
財布の中身と相談って感じです(笑)
②キャパの問題
クリームにしろ、化粧水にしろ、
現実に有効成分を配合できるスペースは限られています。
せいぜい5~10%程度が限界です。
100%美容成分と謳っているものは、
通常基材として使われている保湿剤、
グリセリンとかぺチレングリコールとかが
沢山入っているだけです。
ココイチで喩えると、
コメとルーは必須なわけです。
本当に美容成分だけで作るのは、
トッピングだけで皿に盛るのと同じことなのです。
③相乗効果、拮抗なども起こる
原料単体と、複数では当然、効果が変わってきます。
相乗効果もあれば、ケンカする場合もあります。
その辺のさじ加減が重要になってきます。
単体の場合は1%で有効でも、
色々なものと合わせる場合は、それでは濃すぎることもあります。
ココイチで喩えるなら、
肉系にチーズをトッピングすると、美味いですが、
場合によってはくどくなりすぎます。
肉三昧ってのもありますが、
あんなに肉ばっかはキツイです。
組み合わせるなら、肉と野菜を組み合わせたいですよね。
また、コメとルーを考慮しての
組合せになるので、カレーそのものの味を壊す
トッピングの仕方はありえないわけです。
で、ベストの組合せを模索した結果が、
商品として世に出ている化粧品なわけです。
で、それが多くの人に共感されるかどうかって話です。
納豆+生卵のトッピングは欠かせないって人もいますが、
個人的は無理っす(笑)
また、良いと言われる成分、あれもこれも、
というのは、ココイチのトッピングをあれもこれも
するのと同じなわけです。
●●種類の美容成分配合とありますが、
全部、有効量入れたら、えらいことになります。
せいぜい2~3種類、メイン成分として配合し、
後は超微量のほうが適切なんですよ。
(まあ、中にはメインがないってのもあるのかもしれませんが)
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