パンデミックの可能性
エボラウイルスについて初めて聞いたのが、
もう20年くらい前の話になるのかな・・・
当時、高校生でしたが、将来何がしたいかよくわからない時期に、
ウイルスとか細菌とかに興味を持ち始めた時期です。(やなガキですな笑)
生物で習ったウイルスの図がなんかツボにはまったというか・・・
恐怖の殺人ウイルス「エボラ」。その致死率は90%。
核攻撃さながらの最高度機密保持態勢のもとに展開された、
「エボラ」制圧作戦の全貌を描 き出した迫真のノンフィクションです。
それが今年に入って、1400人以上が感染している事態・・・
高い死亡率で、感染者のうち、すでに55%が死亡しているわけですが、
その数字は残念ながら上がる一方でしょう。
収束には半年かかるとの見通しもでています。
さて、そもそもエボラ出血熱とはどのような病気かというと、
エボラウイルスに感染し、体内でエボラウイルスが増殖、
その結果、あらゆる場所から出血が起こる病気。
潜伏期間は7日程度(最短2日、最長3週間という例がある)で、
潜伏期間内は感染しないといわれています。
発病後の感染者の血液に触れることで、感染するといわれ、
その死亡率は50~90%と非常に高いです。
人類を滅ぼしかねないウイルスとして、
小説や映画の題材にもなっていますが、
意外にシャレになってないのが今の状況です。
基本、空気感染はしないので、
感染者の体液に触れることがなければ感染はしないとされています。
感染者を隔離することで、感染の拡大は防げるはずなのですが、
貧困と紛争の中の1つの雑音でしかなく、封じ込めがうまくいっていないそうです。
また、空気感染はない、とされるものの、
過去にはサルを最終宿主としるエボラ・レストン株(ヒトへの病原性はない)が、
空気感染したとの事例もあり、今後も空気感染しないとは限らないわけです。
(まあ、空気感染するように変異した場合は、病原性は低下するとは思いますが、
感染率は爆発的に増えるでしょうね)
このまま収束に向かうのか、
まだまだひと波乱あるのか、
気になるところではあります。
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