グリシンで睡眠の質があがる？！

睡眠サポートサプリとして、

味の素さんからグリナという商品でてます。

かなりのロングセラーですね。

このパクリ商品をいくつも作りましたが、

どれもパッとせず消えていきました。

何がダメだったのやら・・・？

グリナですが、効果はあります。

でなきゃ、あそこまで売れません。

味の素といえば、調味料のイメージが強いと思われますが、

サプリメントの原料メーカーでもあります。

グルタミン酸はもちろん、その他のアミノ酸原料も持ってます。

グリナの主成分のグリシンも当然のこと。

アスパルテーム（甘味料）のシェアもほぼ独占しています。

辛くないカプサイシンということで、カプシエイトという

独自の原料も持ってます。

（これは売ってくんないけどね）

原料メーカーが出すサプリですから、

低価格で他所を圧倒することもできるはずですが、

かなり強気な値段をつけています。

しかも、通販ではかなり売りにくい価格帯です。

さて、グリシンの効果は、

①深部体温を下げて、深い眠りへと誘導

グリシンを取って寝ると、深部の温度がより下がるというデータが

でています。それに伴い、途中覚醒の頻度が激減します。

②目覚めがよく、疲労感が残りにくくなる

深く眠れば、当然朝の目覚めも良くなりますし、

疲れも取れます。

③ストレスの減少

寝ることはストレスを解消することにもつながります。

心身ともにリフレッシュするには質の高い睡眠が必要です。

とまあ、色々とエビデンスが取れているわけですが、

アミノ酸なんだから、安く売ってないかな～と探したら、

こんなとこ出てきました。

ユーキ　グリシン　1ｋｇ

1ｋｇ　1000円しないって、どういうこと？？

というくらいのびっくり価格。

確か、5～6000円/ｋｇくらいだったと記憶しているんですが・・・

直売でこの値段はありえないです。

しかも、ちゃんと国産品。

同じグリシンですから、効果は同じです。

オススメではありますが、

どんなカラクリになってるのかは非常に気になる・・・

さて、一昔前に味の素、つまりうまみ成分であるグルタミン酸ナトリウム

がものすごく叩かれていたのを思い出すのですが、

実際、あれはどうなったのでしょう？

妊婦、幼少期に取り過ぎると、

脳の発育が阻害されるとか・・・

ネズミでそのような実験結果がでたとか、でないとか

見たことあるけど、結局ヒトでは確認できなかったわけです。

合成品＝悪　の代表格的な扱われ方をしていましたが、

最近はあまり耳にしません。

このグリシンも合成されたアミノ酸で、

食品添加物なわけです。

一応、3340ｍｇ/ｋｇで急性毒性があり、

腎臓がやられるとのデータがでています。

こちらをご参照くださいませ。

例えば、体重60ｋｇの人が毎日約240ｇを摂取し続けると、

中毒を起こして、腎臓が萎縮するということ。

1日3ｇ程度なら問題はありませんが、

過剰摂取は禁物ですぞ。

【関連記事】

イソフラボンについて

希少糖（プシコース）とは？

グルテンは有害？パン食派は早死にする？！

TOPへ