サガラメエキス

フコキサンチンを使いたかったのですが、とにかく高い・・・

え？見積もり１桁間違えた？

勘弁してよ～

ということで、フコキサンチンは無理っす。

スキンミミックスの倍の値段とか、もうありえないです。

ただ、せっかく頂いたご要望なので、

代替案として、アイセニアヴェールBを使おうかなと。

伊勢志摩で取れるサガラメという海藻から抽出したエキスになります。

愛知県、静岡県では結構収穫してて、食用としても使われるのだとか。

ご近所ですが、食べた事も見たこともないです（笑）

メインの効果は「保湿」になります。

セラミド合成を促進する作用がある原料です。

in vitroではありますが、0.5％添加でセラミド合成が

コントロールと比較して２倍になってます。

ナイアシンアミドで４倍なんで、すげーぜってわけではないんですが、

まあまあかな？ってとこです。

（ナチュセラローションにナイアシンアミド、地味にはいってます笑）

また、天然保湿因子となるフェラグリン産生も

コントロールと比較して２倍になっています。

医薬品では５倍くらいになるので、うーん、まあまあかな？

ただ、1つで両方アップさせるのはなかなかないと思います。

1つで二役ってのは魅力的かもしれません。

セラミドと天然保湿因子が増えるわけですから、

当然、保湿作用はあるわけです。

5％のローションを１ヶ月（冬場）に使ったところ、

鱗屑の改善が見られたと共に、肌の水分量がの増加が

確認されたそうです。

5％・・・多いな・・・

ちなみに、これはサガラメに含まれるポリフェノールによる作用

であることが推測されます。

サガラメにはポリフェノールが６種類見つかっており、

そのうちの１つが高い抗アレルギー作用をもつとか。

上記はフロロフコフロエコ－ル‐Bというポリフェノールで、

サガラメ特有な成分なんだとか。

名前にフとロ、多過ぎですな。

この成分を特異的に抽出しているわけではありませんが、

多いか少ないかはわかりませんが、含まれてはいるでしょう。

また、ポリフェノールなので、高い抗酸化力を有してもいます。

それぞれ、成分を抽出していけば、

ずば抜けて高い効果を出せるかもしれませんが、

ザックリ抽出しているので、色々な効果がでるという

メリットもあるのかもしれません。

これから乾燥の季節。

これが救世主になるか？！

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