長い道のりだった・・・
以前からずっとやってた、クレンジングオイルの処方が確定しました。
そもそも、適当に混ぜて「これがいい」とかぬかすもんで、
こんなにかかってしまったわけですが(汗)
成分は
オリーブ果実油、スクワラン、アンズ核油、アーモンド油、ホホバ油、
マカデミア種子油、ザクロ種子油、ルリジサ種子油、ゴマ種子油、
カニナバラ果実油、コメヌカ油、アルガニアスピノサ油、ツバキ種子油、アボガド油、
ブドウ種子油、メドウフォーム油、シア脂油、オリザノール、セイヨウオトギリソウエキス、
トコフェロール、オレンジ果皮油、イタリアイトスギ葉油
水入れれないから、原料すべてに原価がかかるので、
原価がえらいことに・・・
メイク落としはオイル+石鹸が一番肌に優しいと考えているので、
オイルでメイクを浮かせて、石鹸で洗い流すというのを前提で作ってます。
マッサージオイルも兼用できるように、
粘性が高く、如何にもオイルって感じの使用感です。
(まあ、どっからどう見てもオイルですけどね)
DHCを習って、界面活性剤を入れてもよかったんですが、
美容オイルとしても使えるようにしたかったので、
オイルだけにすることにしました。
仮に・・・
界面活性剤を別で付けて、
添加はお客様の判断に任せたとしても、
おそらくほとんどの方はいれないと思います。
わざわざ入れるのも面倒というのもありますし、
「これだけ入れるだ」という視覚的印象は
なかなかのマイナスになると思うんですよ。
一応、油性マジックで額に書いた「肉」はちゃんと落とせたので、
一般的なメイクであれば大丈夫だと思います。
ちょっと見慣れない成分もあるので解説を。
ザクロ種子油:プニカ酸を含み、エイジング効果が高いオイルです。
ルリジサ種子エキス:ボラ―ジオイルと呼ばれる万能油で、γ-リノレン酸を
自然界で最も含んだオイルになります。抗炎作用、鎮静効果が高いとされます。
カニナバラ果実油:ワイルドローズの果実から取れる油。通称ローズヒップ油
γ-リノレン酸を多く含んでいます。
メドウフォーム油:一年草の植物の種子から取れる油で、
エイコセイ酸を多く含み、保湿効果の高い油です。
オリザノール:コメに含まれるポリフェノールの一種。高い抗酸化力を持ちます。
セイヨウオトギリソウエキス:セントジョーンズエキスです。鎮静作用があるとされます。
メインの用途はクレンジングなのですが、
マッサージオイルとしても使えます。
また、美容オイルとしても申し分ないです。
髪に使っても抜群によいです。
その為、商品の名前に困ってます(笑)
いつもみたいに、何も考えず「ナチュセラオイル」にでも
しておけばいいのかもしれませんが、
なんだかちょっと違う気もしなくはないんですよね・・・
ってことで、ここはお客様に決めてもらおうかな~
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K (日曜日, 02 11月 2014 16:51)
わぉ!もうできちゃったんですね。
はやく発売してほしいです・・・楽しみ。
マッサージも週に何度かしているのでマッサージ目的です。
新発売記念キャンペーンとかしてくれたらもっと嬉しいな。
森崎陽一 (火曜日, 04 11月 2014 07:40)
コメントありがとうございます。
まだ名前決まってないので、決めてから容器に印刷するので、
それだけで1ヶ月以上かかりそうです。年末年始なので・・
一日も早く商品化したいのですが、
まあ、いつもの如く、安定性試験もありますからね~
キャンペーンはもちろんやりますので、楽しみにしていただければ幸いです。
ヒロ (土曜日, 15 11月 2014 21:13)
自分は一発で流して終わりたい派(時間かけるの面倒)なのですが、ボディオイルも必要なので、どちらにも使えるように別売りの界面活性剤を出していただけるとありがたいです。
ヒロ (土曜日, 15 11月 2014 21:30)
あっ、書き忘れましたが、面倒なのも一つですが、角栓を基準とした意見です。
自分はダブル洗顔をすると皮脂がごっそり落ちすぎるようで鼻の毛穴のオイリーが加速して角栓だらけになります。界面活性剤入ってても乳化して落とせるとありがたいのでくっつけて欲しいなぁと。
でもDHCさんのオイルは洗顔しろって書いてますね。入ってる界面活性剤によって違うのでしょうか?
森崎 (月曜日, 17 11月 2014 12:30)
ご意見ありがとうございます。
界面活性剤の件は検討しようと思います。
DHCさんのやつは、天然の界面活性剤を使うことで、
程よい洗浄力を出しているのですが、
オイルなので、オイルが残った場合の弊害・・・
酸化などの懸念があるので、洗顔を推奨しているわけです。
もちろん、弊社のオイルに界面活性剤を入れたとしても、
同じことが言えます。
使う予定はカネカのやつですが、ごっそり落としたら皮脂まで落ちてしまいますし、弱すぎるとオイル残りが気になります。その辺の最適な濃度ってのがどこにあるのかを手探りしていかなければならない状況です。