3.77の意味
ナチュセラクリーム、無事入荷されてきました。
石けんの件もあったので心配になってましたが、
良い出来です(自画自賛)
ナチュセラクリームのバージョンが中途半端な数字になっていますが、
これにはちょっとした意味があります。
3は3回目のリニューアル(実際は4回目なんですが)を
意味していて、77はそこに至るまでの試作数を意味してます。
77回も試作してるって、ちょっと加工先に申し訳ないんですが・・・
まあ、実際に手元に来ているのは5、6回分ですけどね。
最後の試作のロットナンバーが77だったので、
それにちなんでということですね。
今までは成分を添加しているだけなんですが、
今回はセラミドの量を調整しています。
その最適な数値を出すために、結構無駄打ちもしているわけで、
このような数字になってます。
このセラミドの調整はVer1.2を作る前から始まっており、
3年のプロジェクトというわけです。
天然ヒト型セラミドとマルチヒト型セラミドの比較試験は、
ある程度確信があって、最後の確認というのが真相です。
(ナチュセラ極はこれをきっかけに作ることになりましたが)
天然ヒト型セラミドの上限値は0.3%。
現実問題、予算の関係でこれ以上入れることが
現実的ではなかったわけですが、
俗にいう好転反応?
それが物凄く顕著にでてしまいます。
正直、これ、出ない方がよい訳ですよ。
これを経ることなく、キレイになるのが理想だと
考えていたわけです。
その結果がVer3.77になるわけですが、
好転反応が出にくくなった以外に、
肌への浸透性、即効性、保湿力、安定性、
どれを取っても段違いに良くなりました。
以前からのご愛用者様ほど、より変化を実感してもらえると思います。
この大きな変化の1つの鍵は、アシルセラミド(セラミド1)の存在です。
天然ヒト型セラミドが優れているのは、天然だからでも、
多様性があるからでもなく、セラミドを構成している脂肪酸の長さによるものです。
(まあ、種類は多いに越したことはないのは間違いないわけですがね)
この脂肪酸が合成のセラミドよりも長いため、
高い効果を示したわけですが、
それ以上に長いセラミドがアシルセラミドで、セラミド1、セラミド4、セラミド9が
それに相当します。
合成のものでも、天然ヒト型セラミドよりもずっと長いんです。
角質層の細胞間脂質はセラミドと水でラメラ構想を作っています。
ミルクレープみたいな状態になっているわけです。
非常に不安定で流動的な状態を、しっかりと安定させているのが
アシルセラミドで、長い脂肪酸が層を超えてクサビの役目をします。
あらゆるセラミド製品がありますが、
合成のヒト型セラミドを使っている場合、
効果はアシルセラミドの濃度に大きく依存することになるであろうと推測されます。
ナチュセラ極は予算度外視でアシルセラミド0.02%配合しています。
これ以上配合している商品はないと断言できます。
一方、ナチュセラクリームは予算の枠内で、効果を最大化したものになります。
正直、ナチュセラクリームよりもアシルセラミドの濃度が濃い商品はあるかもしれません。
(まあ、ほとんどないとは思いますが)
しかし、より高いアシルセラミドの濃度にも引けを取らないよう、
他のセラミドでカバーしているわけです。
ぶっちゃけ、ナチュセラクリームVer2.1とナチュセラ極を1:1で混ぜれば、
近いものができます。
Ver3.77はそれのさらに上をいくものだと考えていただいて問題ないです。
セラミドメインの商品でこれ以上ない出来だと言っちゃっても
問題ないんじゃないかと思ってはいますが、
仮に、それ以上の商品があれば是非教えてください。
価格は問いません。
首を洗ってお待ちしております。
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