賛否両論あるでしょうが・・・
チューブタイプの石鹸の試作が上がってきました。
チューブタイプの利点は、
・持ち運びが便利
・衛生的
・溶けない
ということもあり、ご要望が少なからずあったわけです。
あとは製造までの期間が短いってのは
こちらの都合ではありますが、かなり大きいです。
一応、火は加えず、生製法らしいんですが、
コールドプロセスの石鹸をこよなく愛する身としては、
抵抗がないわけでもないです(笑)
なんかケミカルなものは嫌いだといってたのに、
結構ケミカルチックなものが多いな・・・
配合成分は
水、グリセリン、ミリスチン酸、ケイソウ土、コカミドプロピルベタイン、ステアリン酸、BG、
水酸化K、ジグリセリン、マンニトール、ラウリン酸、ミツロウ、セラミド3、セラミド6Ⅱ、
ポリ-γ-グルタミン酸Na、ダイズタンパク、クダモノトケイソウ果実エキス、ハトムギ種子エキス、
サトザクラ花エキス、アスコルビン酸、リンゴ酸、クエン酸Na、グリチルリチン酸2K、
ヘキサイソステアリン酸スクロース、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
まず、水は還元水を利用。還元とは酸化の反対のことですわ。
セラミド6、セラミド6Ⅱ、ダイズタンパクは天然ヒト型セラミド、
クダモノトケイソウ果実エキスはキュアパッション
ハトムギ種子エキスはヨクイニンエキス、
サトザクラ花エキス、アスコルビン酸、リンゴ酸、クエン酸Naはサクラ花エキス
BGはそれらの原料の溶剤です。
ミリスチン酸、ステアリン酸、ラウリン酸は脂肪酸。
これに水酸化Kを反応させて石鹸素地を作っています。
できればラウリン酸は使わないで欲しかったな~
コカミドプロピルベタインは両性界面活性剤。
天然系の界面活性剤で、コンディショナル効果があるとか。
あとはラウリン酸の刺激緩和効果があるそうです。
ポリ-γ-グルタミン酸Naは納豆菌が作るネバネバ成分に
ナトリウムをくっつけた保湿剤。
ヒアルロン酸よりも高い保湿力があり、ゲル化作用もあります。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症剤
ヘキサイソステアリン酸スクロースはショ糖脂肪酸エステル
成分の分散性を高めるために入れているのかな。
まあ、界面活性剤です。
非イオン性だから安全性が高いと言いたいわけか・・・
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
毛、肌のダメージ改善効果があるのだとか。
シャンプーによく使われている成分です。
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
いわゆる天然の界面活性剤ですね。
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