コーヒー、お茶が病気のリスクを軽減するそうな
厚生省の研究班により、
コーヒーや緑茶をよく飲む人は、あまり飲まない人に比べ、死亡するリスクが低い
との内容の発表がありました。
それにしても、死亡リスクって・・・
さてさて、具体的な数値はというと、
1日5杯以上コーヒー、緑茶を飲む群は、全死亡リスクに対し、男性で0.87、女性で0.83
つまり、男性で13%、女性で17%、死亡数が少なかったってことになります。
そして、摂取量が増すにつれ、リスクが下がる負の相関がみられたとか。
コーヒーの場合、1日3~4杯の群は、
それ以下の群に比べると24%も低くなるとか。
死因の原因は、ガン、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患、その他と、
日本人の死亡ランキングと同じような結果に。
つまり、生活習慣病のリスク軽減効果がコーヒーや緑茶にある、
だからコーヒーや緑茶飲めって話なのかな?
(緑茶よりもコーヒーの方がデータがキレイに出ているので、コーヒー飲めってことか)
コーヒーに含まれる有効成分は、
【カフェ酸】
コーヒーに含まれるポリフェノールの一種。コーヒーの深い香りや色、香りのもとです。
リラックス効果やガンを予防する効果、動脈硬化を抑制する効果を持っているといわれています。
【クロロゲン酸】
こちらもポリフェノールの一種で、脂肪の蓄積を抑えたり、血糖値や血圧を調整する作用があると言われます。
【カフェイン】
覚醒作用や利尿作用が知られていますが、強壮効果や呼吸機能の向上などの効果もあるとされます。
カフェインに関しては副作用の懸念があり、
まず、致死量が200mg/kg 例えば50kgの人は10gになります。
コーヒー1杯、30~50mgくらい含まれます。
コーヒー50杯分を一気飲みすると死ぬかも(笑)
また、慢性中毒の危険性がある量は100mg/kg/日
急性症状が出る危険値は6.5mg/kg/時
急性症状は胃が痛くなる、頭痛、めまいなどなど。
1日3~4杯のコーヒーだと、カフェインの摂取量は約160mgくらい。
カフェイン量が多いワンダ モーニングショットでも280mgくらい。
これくらいであれば、副作用よりも良い影響の方が多い、というわけですな。
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