絵具にはなんて書いてあったけ?
色々な他社のHPを見ていくと、その会社のカラーというか、
化粧品のイメージカラーみたいなものがあるのが分かると思います。
多いのが青を基調にしているところ。
当然、HPも青色になってきます。
みずみずしさをイメージさせたいとの思惑があるのかと思います。
ただ、心理学上、青は冷静さを誘発してしまうので、
購買意欲が低下すると言われています。
どっかの企業(どこかは忘れた)が赤と青のページを使って
ABテストを行った結果、コンバージョン率に3倍もの開きがあった
ってのを、何かの本で見ました。
リスクを背負って販売してでも、みずみずしさを演出したいわけですね。
一方で、赤は購買意欲を高める色なので、
赤を選んだ時点で青よりも有利に展開できることになります。
近年、増えてきているように感じるのは、
やっぱり赤はインパクトがあるからなんでしょう。
記憶に残りやすい。
また、オーガニックだの、天然だのをウリにしたい場合は、緑。
美白をウリにするなら白。
と、意識してか無意識かはわかりませんが、
色のもつ効果を利用しています。
にも拘らず、肌色のページってないな~
と思った次第です。
(メイクは結構あります。スキンケア商品の話です)
肌の商品を連想させるにはうってつけの色だと思いません?
とここまで考えて、
「肌色って英語でなんていうんだろ?」
と素朴な疑問で思考が停止してしまいました(笑)
肌って国によって、色が違う訳です。
英語圏内、特にアメリカでは様々な人種の方がいるわけです。
翻訳サイトではflesh colorと出てきますが、
これが日本でいう肌色と同じものかは定かではありません。
そもそも、どうも「肌色」という言葉自体が廃止されているとか。
絵具とかクレヨンとか、私が幼少のことははだいろって書いてありましたが、
今では「うす橙」とか「ペールオレンジ」とかで呼ばれているとか。
つまり、今の小さい子は肌色では通じない可能性もあるわけです。
(ジェネレーションギャップだ~)
背景には人種差別云々的なものがあったようです。
(flesh colorもそういった背景で今は使用していないとか)
難儀な色ですな・・・
この辺も肌色をイメージカラーにしない理由の1つなのかもです。
「肌色は人種差別だ!」
とかクレーム来るの、嫌ですもんね・・・
レッドほにゃららとか、パープル××とかいいたいのに、
そういった言葉がないのも痛いです。
(英語でいうと、なんとなくカッコよく聞こえるじゃないですか笑)
まあ、もっと根本的な理由として、
背景が肌色だと、人の顔がぼやけて、印象が薄くなる・・・
というだけなのかもしれませんがね。
おまけで、こんなページ見つけました。
厳密には細かい色彩の違いで、様々な呼び方があるのだとか。
肌色ってのはなくて、代わりに肉色、人色ってのがあります。
うーん、肌色のほうがマイルドな気が(笑)
好きな色は?との答えにあさぎ色かな~
とか答えると通っぽくてよいかもしれません。
(ただ、その色をちゃんと覚えれるかどうか、自信はないけど)
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