よくわからん原料が2つあるんだけど・・・
事の発端は、先日の展示会でEVONIK社が出展してたので、
覗きにいったわけです。
この会社はスキンミミックスを売ってる会社です。
セラミド関連が得意で、ほとんどのセラミドはココから供給されている
と言っても過言ではありません。
新しいセラミド原料があるとのことで、
講演も聞いて、ブースであれこれ説明を受け、
後程、サンプルと詳しい資料を送るって話をまとめたわけですが・・・
待てど暮らせど連絡がない。
うん、まあ中小への扱いなんてそんなもんさ。
慣れてるからいいもん・・・
ってことで、商社を通してサンプルと見積もり依頼をしました。
まあ、その時点で冷めてしまっていたので、
サンプル来ても放置してたわけです。
そろそろローションのおまけ考えないとな~
ってことで、ゴソゴソやってたらでてきたわけです。
ただ、なんで取り寄せたか、全く思い出せない(笑)
詳細の資料もないので、手がかりゼロ。
SPHINGOKINE NP
カプロオイルフィトスフィンゴシンの事らしい。
うにゃ?どこかで見たことがあるような・・・
と思ったら、スキンミミックスに入ってるやつじゃん。
えーと、一応、シグナル系の働きがあるんだって(よくわからん)
げっ!メチャクチャ高い・・・
不採用(爆)
まあ、スキンミミックスに入ってるものをわざわざ添加する必要性はないですからね。
ホント情報がないんですよね・・・
構造はセラミドと同じ、脂肪酸とスフィンゴ脂質でできているわけですが、
脂肪酸が非常に短いです。
お肌のシグナル物質として機能するみたいですが、それ以上はわからんです。
Phytosphingosine SLC
サリチロイルフィトスフィンゴシンのことらしい。
フィトスフィンゴシンとサリチル酸を結合させた新しい物質なんだそうで。
サリチル酸ってことは、抗炎症作用的な何かなのかな?
これもさっぱり情報がない。
どうも抗シワ的な物?みたいですが、
メカニズムはよくわからんです。
うおっ!さらに高い!!
ないわ~
エビデンスでもあれば、まだ検討できたんですが、
このままじゃ、まさに未知の物質でしかない。
流石に私自身がよさを理解できなければ、お客様に伝えようがないですからね。
うーん、勿体無いけど、永久にお蔵入りの原料ですな。
【関連記事】
コメントをお書きください