白子のりの化粧品原料

海苔の力

白子のりといえば、日本を代表する海苔メーカー。

あなたも一度は口にしたことがあるはずです。


そんな海苔メーカーから、海苔を使った化粧品原料を紹介。

海苔原料って渋いですよね。


ピュアポルフィラEA

海苔から水溶性の成分を抽出したもの。

天然のUVA吸収作用と豊富なアミノ酸を含んでいるのが特徴。


紫外線を吸収するのはprophyra-334という物質になるそうです。

水にも透明に溶け、においも少ないそうです。

(イメージは磯臭くなりそうですが、大丈夫みたい)


シャンプーやトリートメントなんかに使うと良さ気ですよね。

海苔ってイメージが髪に良さそう。



ピュアポルフィラPE

海苔に含まれるタンパク質を酵素分解した、海苔ペプチド。

保水力はコラーゲンペプチドやシルクペプチドの2倍くらい、

さらにヒアルロン酸の1.5倍あります。


髪への吸着作用がつよく、ヘアケア用に最適な原料です。



ピュラポルフィラF

海苔にしか存在しないポルフィランを抽出、精製したもの。

ヒアルロン酸と同等の保水力と高い持続性が特徴。

保護膜を形成するので、敏感肌用の化粧品に最適。

さらに消炎作用まであるとか。


ただ、酸性下では分解が進む、アルコール類が多いと析出するなど

若干、扱いに注意が必要になります。



ピュアポルフィラEO

海苔の油溶性分をオリーブオイルで抽出したもの。

βカロテン、ルテインのほか、EPAを含んでいます。

和を全面に出した美容オイルとかに入れるとおもろいかもね。

(オリーブオイルではなく、ツバキオイルとかだとなお良かったのに)



サプリのほうで取り扱ったことがあったので、

ちょっと懐かしいな~なんて思ってみたり。

そのときはイマイチ使いどころがわからなかったんですけどね。


なんだかんだ言っても、ヘアケア用のアイテムに使うのがベターなのかな。

海苔由来のメリットを生かすにはね。


化粧品で使うとなると、海苔由来をぼかして、

ヒアルロン酸を超えるポルフィラ配合・・・とか書くんだろうな~


ちなみに海苔は国産のスサビノリ。

海苔は他の海藻と違い、浅いところで繁殖していますので、

紫外線の影響をモロに受けます。

海藻にとっては過酷な環境であり、それに適応しているため、

UVAの吸収作用があったり、消炎作用があったりするんだと思います。

アビシンが深海で生き抜くための成分であるのに対し、海苔は浅瀬で生き抜くための

成分が含まれているというわけです。



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