肌断食の注意点

知っておかなければ大変なことに・・・4つの注意点

意識が高い人なら気になっている人も多いのではないでしょうか?


肌断食・・・


一定期間何も食べずに過ごす「断食」を起源とした造語なわけですが、

メイクはもちろん、あらゆるスキンケアをしないで過ごすことを指します。


肌に負担を減らすことを目的として主張するものから、

あらゆる化粧品は毒だとして、脱スキンケアを勧めるものまで、

理論は様々です。


ただ、気軽に始めると大変なことになるのは意外に知られていません。


ぶっちゃけ、年齢肌には過酷であるとさえ言えます。

もし肌断食をやってみよう~という人は、以下の4点を肝に銘じておいてください。

 

 

①逆に肌が荒れる場合がある

肌断食を始めると、最初に一時的に肌が荒れ、

徐々に良くなっていくというのがよくある話なのですが・・・

 

俗にいう好転反応なのか、それとも肌の悲鳴なのか、

区別するのは非常に困難です。

 

もし、好転反応ではなかった場合、取り返しのつかない事態になる

可能性があります。

 

専門の方がついて行うのであれば問題はないのですが、

自身でその判断をしなければならない場合は・・・

それなりの覚悟をしておいてください。

 

②乾燥により老化を早める場合がある

老化は乾燥から来ると言われるくらい、

乾燥はお肌にとって最悪の状態。

 

いままでスキンケア商品でカバーしてきたものがなくなり、

肌が乾燥してしまう場合があります。

 

まあ、肌断食の目的が、スキンケアをせずに自身の肌で

乾燥しないようにすることなので、ある意味しょうがないことなのですが・・・

 

③紫外線の害がもろにでる場合がある

何もつけないということは、紫外線を直接浴びることになります。

老化の原因は6割以上が紫外線と言われます。

 

日焼け止めが肌に負担になるというのも正しいのかもしれませんが、

紫外線の害の方がずっと大きいです。

 

日傘やマスクなどで完全武装するか、

日中は出歩かないような努力が必要になります。

 

④すぐに結果はでない

肌のターンオーバーは28日周期といわれます。

年齢を重ねれば、さらに長くなります。

 

最終的な結果がでるのは、最低でも1ヶ月近くかかります。

 

その前に諦めてしまうと、単にケアを怠っただけ・・・

ということになってしまいます。

 

①~③のような事態が起こりうるうえ、

メイクもなしで生活する必要があります。

 

メイクをしないというのは逆にストレスとなります。

そのストレスが肌に与える影響は軽くはないです。

アトピーの人でもメイクをした方が、ストレス軽減となり

症状が緩和するといわれているくらいですから。



まあ、極端な方法なので、その弊害は当然あるわけです。

ぶっちゃけ、全部やめる必要もないわけです。

目的は普段よりも肌にかかる負担を減らしてあげましょう~

ってことなんですから、全部やめて負荷をかけるのは本末転倒です。


例えば、ウォータープルーの日焼け止めを控えてみるとか、

クレンジングをやめるとか、ちょっとずつ試してみればいいんでないかな?

外出しない日はメイクしないってのも立派な肌断食ですよ?


成功談も沢山あるのかもしれませんが、

それと同等、もしくはそれ以上に失敗談があるというのは

おぼえておいてください。



【関連記事】

肌断食のトリック


<<<前            次>>>