高価で効果ない?
イマイチ必要性を感じない導入美容液。
ブースターとかプレ化粧水ともいうのかな?
DHCの調査によると、3000人近く調査した結果、
導入美容液を取り入れている人は5%しかいなかったのだとか。
使わない理由として、高いってことと、
効果が実感できないってことらしいです。
これは金の山脈なわけですよ。
95%の人は使ってないのですから。
導入美容液市場は20倍までになるポテンシャルを秘めているわけです。
にしても、何をもって導入美容液となり得るんでしょ??
①pHをアルカリよりにする
ご存じの通り、お肌は弱酸性です。
それを導入美容液によって、アルカリに傾けさせることで、
成分の吸収をよくするとのこと。
アルカリになった肌は、弱酸性に戻すべく、
酸性物資を産生し、肌のpHを調整しようとします。
出てくときに、扉がひらくので、そこから成分が入って行くといった寸法です。
これが本当なら、石鹸で洗えば、必要ないような・・・
②界面活性剤を利用する
化粧水は水分であり、皮脂だと反発してしまうわけです。
そこで、皮脂と化粧水を混ぜ合わせるために界面活性剤で乳化し、
肌に馴染ませるという方法らしいです。
③皮膚のタンパク質の水素結合を緩める
皮膚表面にあるタンパク質であるケラチンの水素結合を緩め、
隙間を作って入り易くする方法があるそうな。
④ピーリング作用を利用する
肌の余分な角質層がはがれやすくするような成分を入れ、
浸透性を増すやり方です。
⑤溶剤を利用する
BGやグリセリンを高濃度で配合することで、
タンパク質の結合が緩んで、水分が入り易くなるそうです。
⑥水分を奪う
アルコールなどを使って、肌の水分を奪うことで、
相対的に肌に水分が浸透しやすくなります。
スーッとするようなやつはこのタイプだそうです。
これらを利用すれば、化粧水の浸透性が目に見えて違ってきます。
しかし・・・それはお肌に良い事なのか??と思ってしまうのは私だけでしょうか。
(まだちゃんと理解していないだけかもしれませんが)
と、ここまでは表向きな話で、
この導入美容液の最大の目的は使用するアイテムを1つ増やすことなんです。
ラインナップに1アイテム増えれば、当然売上が上がります。
そして、ほとんどの人が使ってないのですから、売りやすいんです。
また、化粧品を変えてもらうってのは、非常に難しい話。
今まで使ってきたものに満足していれば、どんなに営業しても変えてくれません。
そこで、「今までの化粧品にこれを足すだけで、全然変わってきます!」
という売り方ができ、現在使っているラインに簡単に割り込ませることができるわけです。
そういう意味では、新規開拓に使いやすいアイテムなんです。
さらに、美容液だと競合盛りだくさんですが、導入美容液だと
ライバルが少ない。
さらに単価を高くできるというおまけつき。
今後、導入美容液とやらは、どんどん増えていくと思います。
ただ、そういった理由なので、本当にあなたの肌に必要な物かどうかは疑問ではありますが。
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