フラバンジェノール+ヒアルロン酸で
保湿力はセラミドを遥かに凌ぐ!
その効果はなんと15倍!!
保湿と言えばセラミド。
それが大分定着してきたってことなのかな~
それを逆手にとった見せ方ですね。
早速ネタばらしですが、
試験方法は実際の皮膚でも、人工皮膚でもないです。
ろ紙、紙です。
紙に水を含ませ、そこに色々塗って、
どれだけ水分を維持できたかってことを見た物です。
まあ、以前やった餅の実験と同じです。
はっきり言えば、分子量が大きく、被膜性が高いものほど、
保湿できます。この試験においては。
コラーゲンの方が保湿率が高くなっているのはそのため。
ぶっちゃけ、フラバンジェノールなくても、
結果はそんなに変わらないはずです。
合成ポリマーであれば、さらに良い結果になります。
リピジュアとかね。
結局、セラミドは擬似セラミドのように表面に膜構造を作る訳ではなく、
元々あるセラミドを補完して、肌のバリア機能を向上させるものです。
肌あっての成分なので、それ単体で保湿性能を見てもね・・・
もし仮に、in vivoでの実験系であれば、
全く違った結果がでることは明らかです。
ただ、この実験結果も事実であり、
15倍という数字を使うことはウソをいているわけではない・・・
というところが紛らわしいというか、巧いというか。
まあ、どこの商品かは知らないんですがね(笑)
補足ですが、フラバンジェノールとは松の樹皮から抽出したポリフェノールです。
非常に高い抗酸化力を持っています。
類似品にピクノジェノールと呼ばれるものがあり、
正直、私でもどっちがどっちだったか、わからなくなることがあります。
由来は同じですが、抽出方法が違い、
それぞれが別の名前で商標登録をしたというのが始まりだったかな?
あと、フラバンジェノールの方が安かったような気がします。
また、後発出ててきたアカシア樹皮抽出物は、
これらを真似して作られたもので、抗酸化力はさらに高いです。
価格も10分の1くらいで、結構好きだったんですが、
採用実績はないっす(涙)
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