何もしない、その先は?

「化粧品を使わず美肌になる!」を読み返して

石鹸とワセリンだけでOK。

一生モノの美肌を作れる!

化粧品はつけるだけ無駄、

むしろ害になるからつけるな!

そんな内容の本です。


まあ、化粧品を売っている立場としては、

受け入れがたい話ではありますが、

それをぬきにしても、純粋に疑問に思う訳です。


何もしないで10年後、20年後、そのままを維持できるのか?と。


生物は皆、平等に死を迎えます。

その過程に、老い、老化というものが存在します。

お肌にも年齢はでてきます。


それに抗うために、化粧品というものができたわけですが、

石鹸とワセリンを使えば、化粧品を使わずしても、

若さを保てるというのでしょうか?


スキンケアなどしていない時代、

皆、年を重ねても肌はキレイなままだったのでしょうか?

スキンケアをほとんどしない、男性はいつまでもキレイな肌なんでしょうか?


常識的に考えて、何もしなければ、自然の摂理に従い、年相応になると思うのですが、

それは間違った常識なのでしょうか?

 

で、その「なにもつけない」の行先はどこになるのかと、

再度、宇津木氏の本を読み返してたら、

なんとなくですが、見えてきた気がしました。

 

まず、この宇津木氏は美容形成外科が専門の先生。

解決法もちゃんと書いてありました。

 

シミができたら ⇒ レーザー治療

レーザーが危険で高額なのは過去の話。

ずっと美白化粧品を使い続けるよりずっとお得だよん♪とのこと。

跡が残らないように、4~6か月間は美白剤でケアするんだって。

(美白剤と美白化粧品の差はなんなんだろ?)

 

たるみ ⇒ フェイスリフト

切って、糸で釣り上げるってことです。

手術に勝る方法はないそうです。

 

シワ ⇒ 注射療法

コラーゲン、ヒアルロン酸、ボトックスなどなど。

定期的に行えばOK。

 

ニキビ跡 ⇒ レーザー・高周波治療

専門家が扱えば、安全だそうです。

ただ、やり過ぎると赤ら顔や乾燥肌になるそうで。

 

その他の美容法として、ケミカルピーリング(グリコール酸などを使用)、

イオン導入(ビタミンC、トラネキサム酸)などなども行っているそうです。


なにもしないが正しい・・・というわけではないのね。



まあ、簡単にいえば、老化は起こるけど、

美容整形があるから安心してちょってことのようです。

なかなか潔い生き方かも・・・


化粧品にかけるお金が浮いた分、美容整形にお金かけよう~ってこと。



まあ、肌に効く成分があることはあるわけで、

それはこの先生も認めているわけだ。


それなら、ちゃんと効果のある化粧品だって作れるはず。


もちろん、そのつもりで作ってはいるのですが、

まだまだ精進せねばって感じです。



余談ですが、化粧品を否定するなら、

サプリメントとかの方が売りやすいような気がするですよね。

結局、あなたの体は半年前に食べた物の結果なんですから。


外からではなく、内側からでないと本当の美しさなんて作れない云々(笑)

皮膚科の先生が多いから、そういう発想にはならないのかな?

(サプリメントとかも否定してそうなイメージはあるかな~)



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