ヒアルロン酸16000mg配合の謎
新聞のチラシのコピーなんですが、ヒアルロン酸を16000mgも配合の文字が。
まあ、ネットとかでよく見かける商品だったので、気になってはいたんですよね。
それにしても、安いな~
定価でも安いのに、3個セットで買うと1個あたり、1280円!!
これで採算合うのかな・・・
確かリニューアルしているはずだから、
在庫処理的なものなのかな?
(たしかヒアルロン酸、コラーゲンが20000mgとかいってたような)
この商品のインパクトは、
ヒアルロン酸16000mg、コラーゲン16000mg配合ってところです。
商品の総量80gに対し、32gということは、40%を占めるってことです。
そもそも、ヒアルロン酸16gも1つの製品に使えるのか?
もし本当だったらすげーな・・・
と思っていたのですが、このチラシにはその答えが載っていました。
HPじゃ分からない情報でしたから。
注意書きでこう書かれていました。
※ヒアルロン酸原液(ヒアルロン酸Na)、コラーゲン原液(加水分解コラーゲン)
ヒアルロン酸もコラーゲンも粉末です。
100%品は粉末になりますが、原液です。
100%品ではないってことです。
まあ、ヒアルロン酸16gも入れたら、原料代だけで販売価格超えますから、
そりゃそうですよね・・・
通常ヒアルロン酸なら1%、コラーゲンだと50%くらいが相場ですが、
ナノ化云々ってことなので、もっと低い割合になるかもしれません。
ヒアルロン酸160mg、コラーゲン8000mgが最大値ってところかな?
それでも十分に高濃度ではあります。
全成分
水、温泉水、グリセリン、BG、スクワラン、ペンチレングリコール、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲンクロスポリマー、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ジメチルシラノール、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ツバキ花エキス、アルニカ花エキス、ラベンダー花エキス、セイヨウニワトコ花エキス、ゼニアオイ花エキス、ハイブリッドローズ花エキス、マンジュギク花エキス、キウイエキス、ビルベリー果実エキス、ザクロ果実エキス、オレンジ果実エキス、レモン果実エキス、カニナバラ果実エキス、メロン果実エキス、ユズ果実エキス、ツルレイシ果実エキス、トマト果実エキス、パルミチン酸レチノール、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェロール、パンテノール、セラミド2、セラミド6II、セラミド3、フィトスフィンゴシン、白金、シロキクラゲ多糖体、豆乳発酵液、ポリクオタニウム-51、サトウキビエキス、サトウカエデ樹液、グリチルリチン酸2K、ダイズステロール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソステアリン酸、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、デキストリン、炭酸水素Na、カルボマー、キサンタンガム、セルロースガム、水添レシチン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、ステアロイル乳酸Na、エチドロン酸、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル、ポリソルベート80、レシチン、アルギン酸Na、ベヘニルアルコール、コーン油、水酸化K、ジグリセリン、エチルヘキシルグリセリン、マルチトール、フェノキシエタノール、オレンジ油、グレープフルーツ果皮油、ダマスクバラ花油
すごく気を使った配合だと思います。
基材はお手本にしてもいいかな~と。
合成界面活性剤不使用とのことですが、
ポリソルベート80は合成ではないのかな?
水添レシチンをメインに、その補佐的な目的なので、
できるだけ合成界面活性剤を使わないようにするための、
現実的な処方であると思います。
(水添レシチンだけで作るの、ほんとに難しいんですよ)
ヒアルロン酸の原液を使っているので、
キャリーオーバーでパラベンが入っていないか気になるかな。
一般的に使われるものはパラベンを防腐剤にしているので。
(そういう原料があれば教えて欲しいです)
とにかくよくできてます。
メイン素材であるコラーゲン、ヒアルロン酸をしっかり配合して、
美容成分の数を多く見せるというのは王道な組立です。
そして、ネガキャンされている成分を意図的にさけることで、
それらの情報を味方につかることができます。
で、この価格帯。売れるでしょうね、きっと。
これ作った人すげーぜ。
それにしても、かなり売っているだろう商品で
@コスメにクチコミがないってのはどういう仕組み何だろ?
書きこまないようにするサービスでもあるのだろうか・・・
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