全開全力で作ってない?
ちょっとした疑問ではあるのですが、
原料レベルでは、かなり良い結果がでているわけです。
原料メーカー推奨量をいれれば、誰が作っても、
ちゃんと結果がでるようなものができそうなものです。
さてさて、現実はどうでしょ?
なんか不思議だと思いません?
その原因の1つは、原料メーカーのデータが怪しいという可能性。
原料メーカーはその原料を売らなきゃいけないわけです。
折角取ったデータが、その原料のしょぼさを証明してしまっては大問題。
ですから、可能な限り、凄そうに見えるように努力をするわけです。
ねつ造まではないとしても、比較するものを工夫したり、
数値を変えたり、実験系を変えたりして、なんとかしようとするわけです。
ですから、化粧品メーカーはちゃんと入れているにもかかわらず、
結果がついてこない・・・ということは、なくはないと思います。
ですが、ちゃんと入れていない・・・
と考える方がしっくりきますよね。
本来であれば、主成分くらいは推奨量入れているべきです。
たとえばセラミド商品を謳うのであれば、最低0.05%入れるべきです。
一応、結果のでる量ということですからね。
ですが、むしろ、敢えて入れていない・・・そうです。
正直、納得いかない話ではなりますが・・・
内々の雑談での話なので、
すべてそうであるというわけではないです。
まあ、そんなこともあるかもね、という程度にとらえておいて欲しい話です。
ちゃんと入れて、効くと困る理由が3つあるそうです。
①効きすぎると、次の商品に移ってしまう
理由としては、長く使って欲しいので、短期間で効果がでてしまうと、
客離れ場が早いので、長く使って、はじめて効果がでるようにしているんだとか。
悩みが解決してしまうと、別の商品に移ってしまうんだとか。
効かなさ過ぎてもダメだし、効きすぎてもダメなんだそうな。
②ラインで最大値になるようになっている
一般的に化粧品はライン使いをするようになっており、
どこもライン使いを推奨しています。
そのため、ラインで使って、推奨量を満たせばよいという考えですね。
コストを抑えて、効果をだし、売上も上げるというわけです。
③上のラインに移行してほしい
1つのメーカーに複数のラインが用意されており、
上にいくほど高価になっていきます。
できるだけ、上のラインに移って欲しいわけですから、
下のラインで本気を出す必要はないというわけです。
この話を聞いたとき、なんかありそうだな~と思ってしまいました。
長く商売していくためにはね。
まあ、零細にはそんな先の事考えて商品なんて作れないわけで、
そもそも、ラインなんて1つ作るのが精いっぱい、
ラインをトータルで何て見ることなんてできないし、
効果を調整する余裕もないわけで、常に全力ですわ。
きっと、大手が本気出していないから、
うちら零細もなんとか生きていけるんだろうな~
なんて思ったりしたわけであります。
【関連記事】
コメントをお書きください