今までのコラーゲンは全く浸透していなかったこと!
世界的大発見!DHCスーパーコラーゲン。
DHCから新たなコラーゲンが開発されたそうです。
30分近いのでちょっと長いです。
動画の内容を要約すると、
・いままでのコラーゲンは肌に全くもって浸透しない
・コラーゲンを細かく分解して肌の奥まで浸透させることに成功
・そもそもコラーゲンの肌に対して有効な成分は僅か1.36%しかない
・その有効成分のみ100%の原料を実現
・分子量が小さいから高濃度でとかせる
・in vitroでコラーゲン量が200%に
・フェラグリンが増加する
・実際に使ってもらって、肌が改善
ってな感じです。
コラーゲンは保湿効果はあるけど、肌には全く入って行かない・・・
まあ、知ってたって人も多いかな?
まあ、今はいろんなコラーゲンがあるので、どのコラーゲンを使ったかは分かりませんが、
全く入らないというデータを取っていました。
まあ、トリペプチド以下まで小さくするか、ナノ化させるかすれば、
通すことはできるんでしょうが、そこに意味があるのかはわかりません。
さてさて、このDHCスーパーコラーゲンなるものは何かというと、
ジペプチドとなります。
コラーゲンはアミノ酸の集合体。
本来は数珠状に連なり、3重螺旋構造を取っています。
分子量にして約30万。
これを加熱により構造を分解したものがゼラチン。
さらに酵素分解により、細かく切った物が加水分解コラーゲンで、
分子量は3000~10000くらい
そして、ジペプチドというのは、アミノ酸が2個結合したもの。
コラーゲンを組成しているアミノ酸は18種類なので、
組合せとしては171種類あるわけです。
で、そのうち意味がある組合せが1種類で、
それが全体の1.36%ということらしいです。
(その根拠は動画では説明されませんので、よくわかりません)
動画ででてくるアミノ酸配列で意味のあるペプチドをAPとしていたので、
おそらくアラニンとプロリンということになるのだと思われます。
ただ、一般的に言われているのはプロリルヒドロキシプロリン(プロリン+ヒドロキシプロリン)
なので、実際には違うかも。
ちなみに、ヒドロキシプロリンはコラーゲン特有のアミノ酸ですので、
これが絡んでくると考えるのが妥当なんですけどね。
ちなみに、ヒドロキシプロリンを使った原料に
アセチルヒドロキシプロリンというものがあり、
データもしっかり取れている優れものです。高いけど(笑)
(ぶっちゃけ、データの量はコスト的に入れるの無理っす)
ジペプチド-8というのがDHCスーパーコラーゲンに相当するものです。
容器に書かれた294というのは、コラーゲンの最高濃度の294倍配合している
ということらしい。
最高濃度とは、その原料の効果を最大にする濃度。
コラーゲンの最高濃度が何%かわかりませんが、
通常よりも294倍配合できるってのがウリ。
ちなみに一般市場では98倍で売られるとのこと。
いままで売っていたコラーゲンはなんだったんだーとか、
角質層を通り抜け、肌の奥まで届くと言っちゃってるので、
色々すでに物議を醸しているみたいです。
さてさて、どうなることやら。
ただでさえ行政の目の敵にされていますからね・・・
ちなみに、肌の奥に入って来るならアレルギーが気になるって人もいるかもですが、
ジペプチドではアレルギーは起こる可能性はかなり低いでしょうね。
【関連記事】