スキンケアの医薬品化
医薬部外品ではなく、医薬品のスキンケアアイテムが
市場にでてきています。
まあ、医薬部外品はク●みたいな仕組みですが、
医薬品となると、もう何も言えんな(笑)
スキンケアで対処できないような重度の乾燥肌を、
医薬品で治そうというコンセプト。
従来、塗り薬の定番はチューブタイプのクリームか、軟膏が多いです。
まあ、何かとクリーム状にしたがるわけですですが、ローションタイプが
でてきています。
化粧水をつけるように使うわけです。
何とも斬新。
そもそも、なぜクリーム状が多いかというと、
患部だけに塗ることを想定しているからです。
例えば吹き出物が酷い場合、抗生剤の塗り薬を処方されます。
つけるのは当然、患部の吹き出物の部分だけです。
ステロイドもそうですね。炎症が酷い部分だけに塗って使います。
なぜかって、健康部分に塗ると良くないことが起こる可能性があるからです。
もし仮に、予防でステロイドを全身に塗っていたら・・・
将来的に悲惨なことになるのは想像に難しくないのではないでしょうか。
抗生物質やステロイドは特別強いと言われれば、確かにそうですが、
医薬品は薬効が強いから医薬品なわけでして。
まあ、一番恐れているのは消費者が通常のスキンケアのように、毎日、継続的に使用すること。
ローションだと、誤解されやすいってことで敬遠されてきたわけです。
あくまで治療の一環で使用し、治れば通常のスキンケアに戻ることが前提にあります。
もっとも・・・そのまま使う人もでてくるでしょうが、そのへんは自己責任。
もう1つの特徴は複数の医薬成分を組み合わせていることかな・
ヘパリン類似物質 0.3%
グリチルリチン酸二カリウム 0.5%
アラントイン 0.2%
ヘパリン類似物質で肌の修復を促し、
グリチルリチン酸二カリウムで肌の炎症を抑え、
アラントインで細胞の増殖を促し、傷の治りを早くする
通常、どれか単体で使われますが、
それを組み合わせたわけです。
簡単に言えば、3つの薬を1つにしたと考えてもらっても間違いではないです。
グリチルリチン酸二カリウムが上限一杯ですね。
化粧品ではほとんど0.1%くらいで使用されますが、
その5倍入っているってわけです。
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