飲み方によって差がでる?!
食べ物でも、食べ方によっては差がでます。
有名なところでは、果物は夜食べるのはよくないって話は聞いたことありません?
果物は消化に負担がかからないので、朝食としては最適なのですが、
糖分が多いので、夜が太る原因になるってやつです。
空腹時にお酢を飲むのはよくないとか、
カルシウムと取るには酸味と一緒にとか、
ビタミンEはオイルでとるとか・・・
まあ、色々あるわけです。
ただ、サプリメントは薬事法の絡みで、飲み方を決めてはいけないんですよ。
飲み方って言い方を不適切か。
食べ方と言わないといけなないのか(笑)
摂取方法を規定できるのは薬だけで、薬でないサプリは摂取方法を決められないのです。
そのため1日●~○粒を目安に・・・という表現になります。
それでも、効果的な摂取方法はものによって違うんです。
(ああ、効果があってはダメなんだっけ笑)
リンゴを販売するときに、
リンゴには食物繊維が豊富で、便秘に効果があり、
便秘の改善は大腸がんの予防になるんですよ♪
って売っても薬事法には触れません。
なぜなら、薬事法の抵触は
「薬効があるのは薬であり、薬を無許可で販売していた」
という理屈になります。
だから、リンゴは薬か?となったとき、
誰がどう見ても食品なわけなんですよ。
話が逸れましたね。
まあ、要するに理不尽なルールによって、
「食品なんだから、好きなようにすれば」としか言えないんですよね、
サプリメントは。
というわけで、個々の商品についての摂取方法は書けませんが、
一般的な傾向を書いておきます。
基本的に、サプリメントは食後にとった方がよいです。
理由は体は視覚、嗅覚で食べる状態に入ります。
おいしそうな物が目の前にある、いいニオイがする、
その時初めて、消化吸収を行う準備をします。
残念ながら、サプリメントを見て食欲が沸く人はいないと思います。
食後であれば、食べ物を消化吸収する状態が出来上がっているので、
ついでに消化吸収してくれます。
体の材料関係、合成促進系は夕食後がベストです。
(コラーゲンとかプラセンタとか)
理由は体を作るのは夜、寝ているときだから。
朝昼晩と分けたほうが良い物もありますが、
夜にまとめたほうがよいです。
正直、サプリメントで取れる摂取量なんてたかが知れてます。
できるだけ血中濃度を高くした方が体の反応は高くなります。
だいたい、これに当てはまりますが、例外もあります。
①カット系
脂肪の吸収を抑えるとか、そういうのね。
これは食前に取らないとほとんど意味ないです。
脂肪なり糖の分解酵素を邪魔することで、
吸収を邪魔するわけですから、酵素阻害物質が
後からノコノコやってきても、意味がありません。
黒烏龍茶も、食後に飲んでも意味がないです。
一緒に取らないとね。
②関節系
関節の軟骨を何とかしたいという場合、寝る前に飲んでも意味ないです。
まず、関節系に含まれている鎮痛効果のあるものは、
寝ているときにはどのみち痛みなんて感じないわけで。
さらに、軟骨には血管がありません。
そのため、関節の曲げ伸ばしによって、栄養を届けることになります。
つまり、ある程度は動かないといけません。
そのため、朝、昼の摂取が必要となります。
③燃焼系
代謝をあげるってやつですね。
実はこれ、飲んだだけでは意味がないです。
運動した時に初めて通常よりも高い燃焼率を出せます。
そのため、これも寝る前に飲んでも無駄になります。
寝てるだけで痩せる?んなわけないです。
④酵素
酵素は医薬品ってことになるので、
入ってるって言っちゃダメなんですが、
まあ、それには目を瞑ってください。
酵素活性のあるものは、ちょっと特殊です。
消化酵素を節約したいというのであれば、
朝昼晩の食前に取るのが理想。
新陳代謝を上げたい場合は、
寝る前に取るとよいです。
栄養は小腸でしか吸収しないと思われがちですが、
舌下吸収をはじめ、食道、胃でも吸収は行われています。
大腸だって吸収をするので、便秘だと有害な物質を再吸収してしまうこともあります。
カプセルよりも粉やドリンクの方が体感が良くなるのはそのためです。
まあ、粉物でとるってのは継続しにくいのが難点ではありますが。
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