フランス人は年をとるほど美しい

年をとると「いいこと」しか起こらない!?

著者 ドラ・トーザン氏の本です。

日本人とフランス人の「年」にの考え方の相違について書かれた本。

まあ、ものの捉え方次第でことです。

 

ワインが半分になったボトルをみて、

あと半分しかないと捉えるのと、

まだ半分もあると捉えるのではどちらが幸せか?

みたいな話です。

 

起こっている現象は同じで、それは変えることができませんが、

考え方、捉え方は変えることができるっていう、あれ系の話です。

 

そのなかで、いくつかの言葉を紹介していこうと思います。

 

 

 

わがままに生きると

幸せになれる

 

まあ、日本人は我を出しすぎる人は嫌われますからね。

我慢することが美徳という雰囲気はあります。

 

社会に適合するため、若いうちは仕方ないのかもしれませんが、

年齢を重ねてもなお我慢を続ける必要性はないんじゃない?ってこと。

もっと自由に、やりたいことをして、やりたくないことはしない、

頑張るのもほどほどにする権利はあるんじゃない?

人の人生ではなく、自分の人生を生きよう!ってことかな。

 

我慢は老化を促進させるんだそうな。

 

 

しぐさはエレガントなドレス

 

他人の目なんて気にせず、好きに生きろというのとは、

ちょっと対局にあるような気はしますが、

フランス人は常に他人からどう見られているか意識しているそうな。

 

姿勢や立ち振る舞いは、誰にでもできて、お金もかかりません。

上品なしぐさはあなたを上品に見せます。

メイクに時間をかけるより、ブランドもので着飾るより、

もっとその辺を意識したほうがよいのではないですか?ってことなんだと思います。

 

 

クリームだけは上質なものを

 

意外なことに、フランス人はスキンケアはクリームに重点を置いているそうです。

あとはなんでもいい、もしくはクリームしかつけないそうな。

その分、クリームだけは妥協を一切しないそうです。

 

まあ、それが正しいかどうかは別問題ですけどね~

 

パリジェンヌと大和撫子、どちらの美が正しくて、

どちらが間違っているわけではないですが、

まあ、そんな考え方、そんな生き方もあるのかな~といった本です。

 

多少、肩の荷がおりるのを感じることができるかもしれません。

 

 

【関連記事】

『ウソをつく化粧品』の謎

「何もつけない」美肌術 牛田専一郎著

<<<前                  次>>>