柿エキス

柿ブーム来たか?!

展示会で柿を使った原料がいくつか出ていたのでご紹介。

ドモホルンリンクルが蜂屋柿の皮から抽出したエキスを使っているので、

まあ、その関係なのかな?

 

肌のたるみを防ぐ効果があるんだとか。

 

 

庄内柿パウダー

山形県産の庄内柿の果実をそのまま丸ごと凍結乾燥(フリーズドライ)した原料。

美容成分として、シトルリン、GABA、カテキンなどをむくみます。

またタンニンが豊富で消臭効果も期待されます。

細胞賦活作用も確認されています。

 

庄内柿は蜂屋柿と違い、渋柿ではなく、

むしろ甘みが強く、みずみずしさがウリです。

由来は偶然紛れ込んだ柿の木に将来性を感じた酒井調良氏が

育成し、県を代表する特産物までになったのだとか。

どうして柿の木が混ざったのかは謎なんだとか。

 

 

市田柿果皮エキス

南信州の特産品である市田柿。

干し柿にする際に、大量の皮が破棄されるのですが、

その量、なんと年間750tにもなるとか。

 

この廃棄物を有効利用するために研究開発された原料。

メラニン抑制効果、抗酸化作用、保湿作用が確認されています。

 

干し柿は小ぶりで一口サイズであり、もっちりとした食感と上品甘さがするそうです。

高級品らしいのですが、個人的には干し柿、苦手です。

 

 

酢酸菌発酵物

柿ではないのですが、柿から分離した酢酸菌に高い活性があり、

これを培養したエキスです。

免疫を刺激することで、ヒアルロン酸の賛成が2.5倍になったとか。

in vitroですけどね。

 

東洋発酵の原料ですが、これは原料販売してくれるそうです。

うーん、売れそうなものは抱え込む傾向があるので、

あんまり売れないだろうな・・・と判断されたのかな?

 

酢酸菌ってことは、酢のにおいがするから、

その辺も抵抗あるかもしれませんね。

 

 

柿って美容にも健康にもすげーいいのに、

いまいち注目されないんですよね・・・

 

まあ、正直、柿エキスっていわれても、

道の駅で売っている柿ジュースを思い出すだけなんですが。

(あれはもっとどうにかならないのか・・・?)

 

 

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