ファイトポリアミン、問い合わせてみました
東洋紡のオリジナルの化粧品原料、ファイトポリアミン。
正直、東洋紡って大手企業ですし、採用実績があまりないので、
ハードルは激高だと思っていたのですが・・・
問い合わせのメールを午前中にしたら、午後には折り返しのお電話が!!
超丁寧な対応してくださいました。うちみたいなところに、もったいない・・・
さて、驚愕の事実(ってほどでもないか)が発覚したのですが、
食品原料のポリアミンは数社だしているのですが、
化粧品原料としてのポリアミンは特許でおさえてあるので、
東洋紡以外は販売できない状況なんだそうな。
(・・・オリザ油化であったような気もするが)
まあ、その兼ね合いのためか、化粧品でポリアミン配合のものが
少ないという現状を引き起こしているのだとか。
まあ、それはともかく、さらに詳しいデータをいただきました。
この原料が埋もれているのは、この業界にとっても、世の中の女性にとっても
大きな損失であるとさえ思えます。
願わくは、より多くのメーカーに採用されればな~と思っています。
もちろん、うちも前向きに検討しています。
まず、左が通常のトマト、右はポリアミンをたくさん作るように品種改良したトマト。
通常のトマトがシワシワになっていく中、ポリアミンリッチなトマトは、
みずみずしさを維持しました。
これ、似たようなのみたことないかな?
そう!リンゴ幹細胞の原料となっている腐らないリンゴ。
いつまでたっても腐らないリンゴの秘密は、本当のところはポリアミンなのでは・・・
と思ってみたりして。
これはヒトにも当てはまり、ポリアミンが多い人は、
年齢を重ねても若々しく、少ない人は老けやすいのではないか?
という仮説のもと、原料の開発が進められたそうな。
ポリアミンの作用は、細胞各種のスイッチの役割をしていることがわかっていました。
つまり、ポリアミンが多いと、細胞が活き活きとするわけで、個体としても若さを
保つそうです。
さて、コラーゲン促進作用でEGFと比較しているグラフがありましたが、
より詳細はこんな感じ。
いやいや、濃度が全然フェアじゃないよ~と思われるかもしれませんが、
EGFの濃度はオーバードーズといって、一定濃度を超えると効果が低くなるそうな。
別にケチって低濃度にしているわけではなく、0.00001%が最適濃度なんだとか。
つまり、EGFに限れば、推奨濃度以上入っていても無駄などころか、
効果も薄くなって、いいこと1つもないってことです。
そのため、推奨濃度を比較するというのは、アンフェアってわけでもないのです。
コラーゲン産生に関しては、EGFを圧倒しているのがわかると思います。
ちなみに、EGFも決して効果がないわけではないのです。
他と比べれば、高いほうなんですよ、200%ってことですからね。
EGFの4倍、コラーゲン生成するファイトポリアミンが凄すぎって話です。
ちなみに、細胞賦活作用についての比較ですが、
EGFに遜色ない効果が期待できます。
これ以外にも、ポリアミンは生体内唯一の抗糖化成分なんだとか。
また、抗糖化だけでなく、高い抗酸化作用、肌への浸透性も確認されています。
また、ヒト試験でしわの軽減効果、毛穴引き締め効果、くすみの改善なども
確認されています。
まあ、全然関係ない話なんですが、
ポリアミンって、結構単純な構造で、
動物、植物と幅広く存在しているものなんです。
当然、ヒトにあるポリアミンも同じ。
もうこの際、ヒト型ポリアミンなんていっちゃってもいいんでないか?
と思ったりして(笑)
まあ、これはヒト型アミノ酸というのに近いものがあり、
ナンセンスですけどね~
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