セラミド2を水溶性にした原料ですが・・・?
うーんと、どこ情報かはよくわからないんですが、
セラリピッド2はセラミド10(セラミドNDS)じゃないのか?
っていうご質問なのか、クレームなのか・・・を受けまして。
えっと、セラリピッド2についてなんか書いたっけ?
記憶にない・・・
まあ、セラリピッド2っていうくらいだし、セラミド2じゃないの?
え?違うの?
さてさて、セラリピッド2は日光ケミカルズの原料です。
セラミド原料としてはかなり良心的な価格で販売されています。
セラミド2をメインにするのであれば、非常に扱いやすい原料になると思います。
まあ、しょうがないので、確認してみました。
(商社さんに確認をお願いしただけですけどね)
いただいたご回答は「セラミド2です」以上。
さてさて、こちらが製品規格書なるものですが、
成分の%はぼかさせてもらいました。
セラミドの部分には、N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンとあります。
ちなみに
セラミド1:N-フィトスフィンゴシン
セラミド3:N-ステアロイルフィトスフィンゴシン
セラミド6:ヒドロキシステアロイルフィトスフィンゴシン
一気になじみの薄い成分になってしまいますね。
医薬部外品だとセラミドってわからなくなっちゃうんですよね~
・・・いや、ちょっと待て。
確か小林の医薬部外品のセラミド2の表示はセラミド2だったぞ・・・
高砂香料のCeramide Tic‐001はN-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンみたいだな。。。
クロードジャパンのCERAMIDE 2はセラミドNG・・・??
日本精化のセラミド2は医薬部外品もセラミド2だな。
(こちらもセラミドNGでした)
セラミド2はセラミドNSって解釈だったんだけど、そうじゃない?
SKINMIMICS®に含まれているセラミド2はセラミドNSと表示するんだけど、
やばい、混乱してきた・・・
セラミド2と呼ばれるものは共通ではない??
学術的にはセラミド2=セラミドNSで間違いないみたいなんだけど・・・
(セラミド-基礎と応用-より)
どうも、セラミドNSとセラミドNGがあるみたいで、
N-ステアロイルジヒドロスフィンゴシンと呼ばれるものはセラミドNGみたいです。
あーもう、Gってどこからでてきたんや!!
まあ、元々は6とか7種類だと考えられてたのが、
分離法が確立して、11とか12種類だったという話なので、
よくよく調べたらセラミド2ではなかったってオチなのかな?
セラミド2でインキとってるから、セラミド2だと言い張ることはできますが、
学術的な意味でのセラミド2かというと、どうも違うみたい。
セラミドNGがセラミド10なのかは断言しかねるけど、
ヒト型セラミドということであれば、脂肪酸がN(非ヒドロキシ脂肪酸)なので、
セラミドNDSの可能性は高いかな・・・
基本的にセラミド2という表記はセラミドNGのほうが多いみたい。
セラミドNG=セラミドNSであれば問題はないのですが、
セラミドNG=セラミドNDSだった場合は・・・
肌のセラミドで一番多いのはセラミド2(20%くらい)だからとか、
セラミド2が一番いいから・・・
セラミド2を補いましょう~って、いっているところは、
それセラミド10でした~とかちょっと笑えないです。
まあ、この辺は曖昧にしておきましょう。
ヒト型には違いないのですから。
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