ゆらぎ肌の原因

夏から秋へと移り変わるときに起こる肌の不安定感は、

多くが夏の紫外線と暑さからの「疲れ肌」と呼ばれるものに対し、

冬から春にかけて起こる肌の不安定感は「ゆらぎ肌」と呼ばれます。

冬は寒さと乾燥でお肌に負担をかけているわけですが、

その寒さが和らぎ、過ごしやすくなる過程で、なぜ肌トラブルが起きやすいのか？

この季節は肌が敏感になりやすいというのは経験的に皆、感じているとは思いますが、

その原因はなんなんでしょう？

その最大の原因は花粉、黄砂なんじゃないかな・・・と最近思ったわけです。

もちろん、ずっと以前から言われていたことではあるんですが。

まず、最近、資生堂が花粉の悪影響についてのデータをだしていました。

花粉を寄せ付けないというコンセプトの商品も、

各社から色々発売されています。

本当に効果があれば、使いたいところですが・・・

花粉症じゃないから・・・と安心するのは早計です。

肌はもしかしたら反応しているのかもしれません。

なんか、この時期は肌の調子が悪いな～って方は

花粉のせいかもしれませんよ？

余談ではありますが、実は花粉単体ではアレルギーってほとんどないんです。

空気中の排気ガス等と反応することで、より高いアレルゲンになるのだとか。

つまり、都会に住んでいるほど、花粉の害は出やすいそうな。

また、この時期は黄砂が大量に舞う時期でもあります。

この黄砂には、中国で排出された排気ガス等のいわゆるＰＭ2.5が

大量に付着してきます。

今年はなんか、インフルエンザなどのウイルスもいっぱいらしいです。

もう、絶対肌に悪いってのはメカニズム云々いわれなくても、

なんとなくわかりますよね。

まあ、花粉なりＰＭ2.5などが肌に触れることで、

免疫系が活性化され、炎症を引き起こしたりするんでしょう。

ある意味、ストレス反応ってことなんだと思います。

花粉などにさらされた肌は、荒れるまではいかなくても、

炎症の火種がくすぶっている状態になっており、

そこに何か刺激物、普段はどうもないものでも、過剰に反応するわけ。

対策としては、ぶっちゃけ外に出ないようにしましょう。

というのが理想ですが、そういうわけにはいきません。

外出時はできるだけ素肌がでないようにすっぴんは避けたいところ。

マスクやメガネをつけて、できるだけ外気に直接触れないようにしたほうがよいです。

犬神 佐清のようなマスクをつけれればいいのですが、

完全な不審者ですよね（笑）

帰宅後はすぐにメイクを落として洗顔したほうがいいでしょう。

あとは、しっかり保湿しておくのも重要になります。

肌バリアが低下しているほど、影響が出やすく、

しかもバリア機能の回復を遅らせるとのことですから、

予防が一番効率がよい対策になります。

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