シカクマメを納豆菌で発酵したエキスです
シカクマメ発酵エキス、急ピッチで製造していただいて、
なんと今日届きました!
うーん、支払いサイトを考えると明日のほうが良かったんだけどなー
(いや、迷惑なんて思ってないですよ、全然)
シカクマメ発酵エキスの原材料は、
シカクマメ種子、ダイズ、納豆菌。どれも国産になります。
これらを混ぜ混ぜして発酵してでてきたエキスを
濾過、滅菌してできたのがシカクマメ発酵エキスになります。
通常はBGやフェノキシエタノールで防腐効果を出すのですが、
これはエキス100%です。
発酵物なので腐らないってことなのかな?
まあ、一応、冷蔵庫で保存しておこう。
ですので、表示はシカクマメ種子エキス、バチルス/ダイズ発酵エキス
納豆菌で発酵しているということなので、臭いが気になっていたのですが、
ほとんど無臭です。
色は茶色~薄茶色とのことでしたが、ピンク色っぽく見えます。
何が理由かはわかりませんが、シカクマメの色素か何かなのかな?
ポイントは納豆菌だと思うんですよ。
普通は納豆菌ってあんまり使いたくないんですよね。
有名な話、無菌状態で作業するためにあるクリーンベンチというものがありまして・・・
こんなやつです。
使ってないときは紫外線で殺菌してあって、
使うときは下のほうをちょっと開けて使います。
中から風が出ているので、外からの雑菌を防げるという仕組み。
このクリーンベンチを使うとき(学生時代は予約制でした笑)、
前日に納豆を食べてはいけないといわれます。
納豆菌は芽胞菌で、胞子状態ではなかなか死にません。
万が一、納豆菌の胞子がクリーンベンチに入ったら、
紫外線で殺すことができません。
いわゆるコンタミと呼ばれれる状態になるので、
完全除菌する必要がでてきます。
コンタミとはコンタミネーションの略で、混ざるって意味。
特定の菌だけ培養したいのに、別の菌、ここでは納豆菌が生えてきちゃうというわけ。
また、たいていの菌は80℃で数時間置けば死にます。
これは通常の殺菌で行われる工程です。
しかし、納豆菌は死にません。
エタノールでも死にません。
ですので仮に、生産ラインに納豆菌がコンタミした場合、
完全に取り除くのが非常に難しいんです。
というわけで、有用菌であるのはわかっているのですが、
納豆菌で発酵するのは少々躊躇われるわけであります。
(まあ、そもそも論外なんだと思います)
そんな中、納豆菌に注目したのが赤澤博士。
ヤクルトの代田株の開発者、代田博士と肩を並べるくらいの
微生物研究においてはホープだったのですが、
商売っ気がなかったのか、注目度は低いんですが・・・
納豆菌を発酵させることで、低分子で熱にも酸にも強い、
酵素活性因子を作らせることに成功しています。
まあ、納豆菌が作る生成物には、
生理活性が高い物質が多く含まれているってことです。
シカクマメを使うことで、ダイズだけよりも納豆菌にとっては
過酷な環境下に置かれるので、ダイズだけのときよりも
より活性の高い生成物ができていると思われます。
エビデンスではEGFを超える効果が出ていましたが、
実際に触ってみないとなんともいえませんからね。
でもなんか、凄く効きそうな予感はします。
(あくまで勘ですが)
もううち専用の留め型になっているので、
今更後には引けないんですけどね。。。
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