肌にとっての新しい敵はこれ!
紫外線対策は当たり前として、
最近では近赤外線もダメとかいいだして、
今度はブルーライトもダメって話が出てきています。
それどころか、光そのものを防ぐという方向で研究が進んでいるそうな。
うーん、吸血鬼でも安心して日中を歩ける世の中でも目指しているのかな?
太陽光は分類すると上図のようになります。
我々が視覚できるのは可視光線で、虹色にあたります。
どの光を反射し、どの色を吸収しているかで色が決まります。
紫外線や近赤外線はもともと認識できない光なので、
反射しようが吸収しようが、見た目上には変化はありません。
ただ、ブルーライトは可視光線であり、反射してしまったら
顔色が青っぽくなってしまいますし、吸収した場合は逆に青みが消えます。
最終的にはすべての光を反射させる・・・となると、
顔が真っ白になりますな(笑)
鈴木●子もびっくりの白さになることでしょう。
文字通りの光り輝く肌です。
まあ、半分くらい冗談ではありますが、
結構まじめに研究されているそうです。
紫外線が老化の原因の1つであることは疑いようのない事実でして、
老化の7割近くは紫外線によるものといっても過言ではないといわれます。
紫外線を浴びるとメラニンが生成されて黒くなったり、
それがキレイに代謝されないとシミとなったりするわけですし、
紫外線を浴び続けると細胞死にますし、DNAが壊れるし、ガンにもなります。
ビタミンDを作るのに必要不可欠な光ではありますが、
オゾン層の薄くなった現代では害のほうがはるかに大きいといえます。
美容の基本として紫外線対策はもはや必須です。
紫外線は可視光線の紫に近い波長の短い光です。
赤外線は可視光線の赤に近い波長の長い光になります。
より赤に近いものを近赤外線、遠いものを遠赤外線と呼びます。
遠赤外線は体に良いとされますが、近赤外線はよくないそうな。
近赤外線はより肌の奥まで届き、老化を促進する老化光線だ、
という人もいますが、その真相はよくわかっていません。
紫外線ほど露骨な反応がないんですよ。
理屈は近赤外線は太陽光線の50%を占め、これは紫外線の5倍の量になるのだとか。
で、この近赤外線は体の奥まで届く率が高く、紫外線よりも老化を促しているとかなんとか
みたいな感じらしいです。
具体的にどのような反応があるのかはわからないです。
一応、根拠として挙げているのが、こたつで寝ると疲れるしょ?
あれは赤外線で体にダメージがあるからなんですよーみたいなことが
言われているみたいです・・・
まあ、悪いかもってのを悪いとしたほうが商売上はおいしいのですからね。
そのうち、光すべてがダメって言いだす日も来るだろうな~
と思っていましたが、意外に早くやってきたわけです。
で、今度のやり玉にがったのがブルーライト。
エネルギー量が多く、危険だって話らしいです。
ブルーライトはご存知の通り、テレビ、パソコン、スマホなどからでている
青色の光で、浴びすぎると目が悪くなるといわれます。
白内障や黄斑変性症の原因の1つにも挙げられています。
体内時計への影響を与えるので、夜間はできるだけブルーライトを
浴びないほうが良いという話は昔から言われていました。
それがお肌にも悪いとのことですが、具体的にどう悪いのかはよくわかりません。
まあ、目に見えないってだけで怖いわけで、
不安を煽られると弱い部分ではあるんですよね。
電磁波も悪いといわれていますが、
電磁波を浴びずに生活するのは現実的に不可能ですし・・・
過剰に気にしていたら、逆にストレスで病気になるリスクのほうが
高くなってしまいかねません。
そういう類の話です。
ブルーライトで死ぬことはないので、
まあ、ほどほどにね。
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