試作を使い続けた結果
メリタンGL200 5%
マキベリーエキス 10%
フルボ酸 0.001%
って感じで試作を作って試していたのですが・・・
結論から言ってしまうと、白髪になったものを黒くするのは難しかも。
いや、効かないってことではないんですよ。
使い続ければ、効果はあるかもしれないです。
なーんとなく、目立たなくなってきたような気はしないでもない。
白髪のツヤっていうのですか?白いには白いのですが、
光の反射が弱くなっているような気はします。
でも、どう見ても白いんですけどね。
1ヶ月弱程度で白いのが黒くなるってのはあり得ないのは
重々承知していたのですが、使い続ければ効くっていう確信が持てないんですよ。
おそらく、予防ってことであれば、かなり効果を期待できると思います。
ただ、人は予防にはお金を出してくれないんですよね~
メリタンGL200の効果は、毛根のメラニン合成能を高めるというもの。
メラノサイトのメラニン合成力が低下している場合の白髪には効果がある
可能性が高いのですが、
メラノサイトが減少、もしくは存在していない場合、
効果は期待できない可能性が高いんです。
つまり、白髪を何とかしたいと思う層に対して、
十分な効果が期待できないのではないかとの懸念があるわけです。
もっと長期的にしようすれば、何か変化はあるのかもしれませんが、
1年とか2年とかのスパンで見てくれるかっていうと、やはり難しいといわざる負えない。
低価格で作れればいいのですが、この原料、結構なお値段しますしね。
(スキンミミックスよりも高いんですわ)
毛を染めるのであれば、即効ですし、
自分でやれば数百円でできちゃいますからね。
美容院でやると結構な値段になりますが・・・
染めるのってかなり面倒ですし、髪にも頭皮にもあんまりよろしくないってので、
白髪改善剤へのニーズは高いと思います。それもかなり。
しかしながら、そのニーズを満たせるものが存在していないので、
手つかずの状態になっているのだと。
まあ、ぶっちゃけ育毛剤も似たようなもんなんですけどね。
効いてるんだかどうだかわからないって意味では。
あれも毛根が死んでしまっていたら、生えてくる訳ないですから・・・
だから、作って自信満々で売り出せば、それなりに売れるとは思います。
思いますが、確信が持てないものは商品化したくはないです。
色素細胞を増やすには色素幹細胞を増やす必要があるわけで、
それができれば、STAP細胞を作る以上の難易度だわな。
in vivoで体細胞を幹細胞に変えるってねえ。
とにかく、現状では全然足りないです。
もう一度練り直しですな。
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