目といえば・・・
目といえばブルーベリーというのが一般的な認識ですが、
それも変わってくるかもしれませんね。
機能性表示食品でルテインを使ったものが目立つようになってきました。
ドラッグストアでも結構幅を利かせてます。
目といえばブルーベリーの時代は終わりを迎えるのかもしれませんねー
現在で19社からの申請があり、ブルーベリーの王者であるわかさですら、
ルテインの商品も申請してますからね~
個人的な認識としては、ルテインの摂取量って6~12mgくらいだった
ような気がしますが、各社結構配合しています。
多いとこだと40mg配合しているところも!!
さて、ルテインといえばFloraGLO®ってのが業界内での常識ではありますが、
今はどうなんでしょうねえ??
ケミン・ヘルスの特許製法により、マリーゴールドの花から抽出・精製・結晶化した天然素材。
人間の身体に存在するルテインと同一のものです。
フリー体ルテインといって、人の体内にあるルテインと同じ構造のものです。
安価なものだとルテインエステルを売っているところもあり、
注意が必要だとのこと。
FloraGLO®を使えば、下記のマークを使うことができます。
ちなみにルテインエステル体はルテインに脂肪酸が結合したもの。
体内で分解されて吸収されますが、吸収率や再利用率については
フリー体のルテインより悪いとされます。
残念ながら、フリー体、エステル体の区別はされておらず、
どちらもルテインと呼ばれます。
まあ、フリー体を使っているところは、それを主張するでしょうし、
エステル体のところはわざわざそれを主張することはないでしょう。
まあ、近年はフリー体も安価でてに入るようになってきているみたいなので、
FloraGLO®にこだわる必要はないのかもしれません。
が、ルテインを取るならフリー体のほうがよいってのは知っておいて欲しいかも。
ブルーベリーは視力回復や眼精疲労に効果があるのですが、
残念ながら眼病にはほとんど意味がないです。
逆にルテインは眼病に効果があるとされています。
もっとも効果が高いとされているのが黄斑変性症。
黄斑という部分が変化してしまい、視界の真ん中が
歪んで見える病気です。
症状が悪化するとこんな感じに見えるそうです。
元々は欧米で多く見られた病気なのですが、
近年の食生活の欧米化に伴い、急激に増えている病気です。
失明率のかなり高い病気です。
これに対して、ルテインが非常に有効であるとのデータがでており、
実際に治療に使われているそうな。
また、白内障なんかにも良いらしいです。
白内障は水晶体が白く濁る病気で、まあ長く生きれば
だいたいなる病気です。
近年は日帰りで手術できますので、そこまで大きな問題にはならないのですが、
予防できるならするに越したことはないとは思います。
残念ながら失明の原因No.1の糖尿性白内障とNo.2の緑内障には
あまり効果が期待できないところがあるのですが・・・
正直な話、ブルーベリーよりも目に良くて、
しかも安いんです。
ブルーベリー(ビルベリー)の摂取量は200mgくらいに対して、
その1/10で済むのですが、価格はルテインのほうが若干高いくらい。
使用量が少ないので価格が安くなるわけです。
ブルーベリーとルテイン、地位が逆転する日もそう遠くないかもしれません。
余談ではありますが、目に一番の原料は何か?と問われれば、
私は鯉の肝と答えますね。
鯉ヘルペスの流行で原料そのものが廃れてしまったのは残念な話です。
漢方のほうではありますが、それなりに実績があった原料なんですよ。
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