洗顔だけですべてOK?!
究極は洗顔するだけですべてOKなもの。
まさに次世代型オールインワン。
実際、それは可能なのか?!
まあ、次世代型オールインワンと呼ばれるものは、
洗顔オンリーの商品になります。
その根底になるのが以下の主張。
化粧品にもシリコンが使われている
⇒ シリコン水にも油にも溶けない
⇒ 泡で落ちない
⇒ 毛穴よごれが落ちない
この汚れを落とせば、素肌が本来の力を取り戻してキレイになる。
で、シリコンも取り除ける洗顔料を開発したんだとか。
まあ・・・色物は化粧崩れしないようにそういったものが含まれているかもしれません。
でも、それを落とすのはクレンジング剤の仕事であって、石鹸の仕事ではないんすよね~
ですから、泡で落ちないってのは嘘ではないです。
ただ、この洗顔料ではメイクは落ちないです(汗)
メイクはクレンジング剤で落とす必要があります。
洗顔料はなんと塩がメインです。
界面活性剤を含まないので、泡は立ちません。
塩で汚れを落とすんだそうです。
キーワードになるのが「浸透圧」
きゅうりの塩漬けをすると、水分が出てくることを例としています。
半透膜を境に濃度の違う溶液を置いた場合、濃度の濃いほうへ水が移動します。
つまり、塩を使うことで、肌の表面を高濃度状態にすることで、
肌からの水分の移動を利用して汚れを取ろうというわけです。
これで落ちるの?と思われるかもしれませんが、
確かに毛穴の汚れを掻きだす作用はありますし、
塩には軽いピーリング効果もあるので、古い角質を柔らかくし、
落としやすくする作用があります。
その性質を利用して塩洗顔というものもあります。
塩洗顔のやり方は、
顔全体をぬるま湯でぬらしてから、スプーン一杯分の塩を手に取り、
顔にまんべんなくつけてやさしくマッサージするだけ。塩が顔全体に行き渡たり少し滑りを感じたら、
ぬるま湯でしっかりすすぎ塩分をすべて洗い流します。
まあ、塩水を作ってそれで洗ってもいいんですけどね。
じゃあ、塩洗顔でいいじゃん!って思われるかもしれませんが、
これは塩を丸く加工してあるので、摩擦で肌を傷つけることがありません。
また、塩洗顔をすると肌から水分が奪われるので、そのあとには化粧水を
使う必要がありますが、この洗顔料には色々な美容成分を配合することで、
不要になるのだとか。
洗顔するだけで化粧水もクリームもなんにもいらないんだとか。
はは、すごいねー
あと、ピリピリするのは塩の殺菌効果によるものなんだとか。
塩の殺菌効果というのはどのように作用するかというと、
これまた浸透圧によるものなんです。
高濃度の液体では、それこそ浸透圧により水分を奪われてしまい、
生存できないんですよ。
それを利用しているのが漬物ってわけです。
高濃度の状態にして、雑菌の繁殖を防ぐわけです。
つまり、殺菌作用でピリピリしているってのはないわな。
考えられる原因は、敏感肌で神経が肌の表面にまで出てきているときに起こる現象。
この洗顔料に関わらず、ほとんどのもので同じようにピリピリする場合はこれです。
この場合は、慣れてくると感じなくなります。
洗ったあとにピリピリするのであれば、ピーリング効果により
今まであった古い角質がとれたことにより、肌が薄くなった状態のため。
こちらはしばらくしたら落ち着くと思います。
一般的に塩洗顔は週1が適切であるとの意見が主流です。
毎日使って大丈夫なのかな~という懸念はあります。
弱いとはいえ、塩にはピーリング効果がありますから。
あと、少なからず肌から水分が抜けるので、化粧水はつけたほうがよい
と個人的には思います。
まあ、週末に肌を休めるために肌断食するとそんな時に、
重宝するかもしれません。
スキンケアをしないという生活スタイルを目指す人にはオススメかも。
また、全身用もあるので、試してみたいのであれば、
そちらを試してみるのも手ですね。
オールインワンって諸刃の剣でして、
詰め込めば詰め込むほど、他の商品の展開が難しくなります。
あえてそこにチャレンジしているのは凄いと思います。
現状のオールインワンよりも販売の展開方法の難易度が
上がってるわけですから・・・
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