なぜ、ナチュセラクリームは頻繁にリニューアルするのか?
ナチュセラクリームはすでに5回、リニューアルをしています。
1年に1回はしている計算になりますね・・・
なんせうちの会社、今月から6期目です(笑)
回数は多いか少ないかわかりませんが、
間違いなくリニューアルの速度は速いです。
なぜ、ナチュセラクリームはこんなにリニューアルしているのか?
他のアイテムと比べても突出してます。
ナチュセラローション、ナチュセラソープ、ナチュセラライトは1回ずつ。
今度ナチュセラプロテクトとナチュセラ煌をリニューアル予定してますが、
これらを今後、頻繁に変えていこうとは思っていません。
まあ、数年に1回くらいは変えていこうと思ってはいますが、
毎年毎年、リニューアルをしようという気はないです。
実は、化粧品のリニューアル回数でギネス狙ってます。
・・・すいません。嘘です。
1つの理由は、紛いなりにもセラミド化粧品で1番を目指しています。
セラミドっていえばナチュセラでしょ!と言ってもらえれば、後はどうでもいい。
化粧品で一番になるなんてことは求めていません。
セラミドを謳ってる商品の中で1番を目指すわけですから、
類似商品を見つけたら、そのベネフィットを潰していく必要があるんです。
その新たにでてきたセラミド商品の上を行くための対抗策として、
リニューアルしているわけです。
2つ目の理由は、新しい原料を試すのが個人的に好きだから(笑)
原料マニアですので、新しい原料を見つけたら試してみたくなります。
よければ使いたくなるわけです。
ただ、資材の関係があるので、あれもこれもってわけにはいかないんですよ。
なんだかんだで一番回転率の速いナチュセラクリームにそれを入れるのが
一番手っ取り早いというわけです。
はっきり言ってしまうと、趣味でやってます(笑)
3つ目の理由は、加工先の融通が利くところで作ってますから、
気軽にリニューアルしたいんだけど~って言えるわけです。
まあ、言えばやってくれますが、ちょっと大事になるんで、
頼みにくかったりします。
まあ、うちの看板商品ですからね。愛着は並々ならぬものがあるのです。
それも1つの理由かな?
さてさて、5回目のリニューアルは大きく変え過ぎてしまって、
あまり違いを謳えていないので、何か変わったのか伝わっていない感があります。
ですので、改めて書いておこうかな~と。
基剤を大幅変更したのですが、これは界面活性剤を水添レシチンに変えたためです。
ぶっちゃけ、昨今の合成界面活性剤で、安全性の低いようなものは使われていません。
今まで、色々使ってましたが、水添レシチンにしたからといって、
肌に優しくなったとか、刺激が低くなったとかいうことはないです。
だって、もともと低刺激なものを使ってたわけですから。
変えた理由は、水添レシチンのほうがセラミドの浸透、定着に大きなアドバンテージがあるから。
ナチュセラクリームは効果を追求している商品です。
その為なら安全性や使用感は二の次です。
今回も日和って安全性を求めたわけではなく、
あくまで効果を上げるための処置です。
もっとも、「合成界面活性剤がー」という輩にギャフンといわせてやりたいって
気持ちもなかったわけではないです(笑)
あと、美容成分を4つも追加してるんですよ。
もちろん、名前だけ書きたいからって微量入れたわけではないです。
入れるからには当然、有効配合量いれてます。
加工先はドン引きです(笑)
セラミド以外、全く謳ってませんが、
セラミドだけじゃないんですよ、ナチュセラクリームは。
まあ、薬事法の関係で説明できないんですけどね。
特に注目の成分がクロクスクリサンツス根エキス
ダームコムという原料なんですが、いわゆる成長因子の合成を促進する成分です。
EGFなどの成長因子と違って、直接的に働くわけではないです。
細胞間の伝達物質を作り、そのメッセージを受け取った細胞が、
成長因子の合成を促進し、コラーゲンやエラスチンなどの合成を高めます。
データも試験管内の話ではなく、ヒト臨床試験のもので、
50代の被験者を対象ですので、年齢関係なく、効果があるといえます。
コラーゲンの減少はやはり問題です。
たるみなどの原因になるわけですからね。
こればかりはセラミドを増やしてもどうしようもない部分でした。
今回、クロクスクリサンツス根エキスを配合することで、
この部分にも対応が可能になったわけです。
マイナーな原料ですが、今後、採用が増えてくるんじゃないかな~
イチオシの原料です。
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