シベリア人参って何?
またまた資生堂の研究成果ですねぇ~
20~30代の女性50名を対象として、シベリア人参エキス100mgを含む飲料と、
対照として水をそれぞれ摂取した際の脚のむくみを測定した結果、
シベリア人参摂取群は、対照群と比べて2時間後、4時間後、6時間後に顕著に
むくみが改善されたというデータがでました。
まあ、正確にはむくみを改善というよりは、緩和という感じですかね。
作用機上としてはシベリア人参に含まれる「Eleutheroside E(エレウテロシドE)」という成分が、
受容体Tie2の活性化によって、リンパ管のない日細胞同士が強固に接着し、
リンパ管からリンパ液が漏れにくくなることで、むくみの緩和につながるという感じです。
また、一酸化窒素(NO)の産生も活性化され、即効性を発揮するのだとか。
NOはガスで管を広げるイメージですね。
リンパ管が広がるので、多くの液を通すことができるってわけ。
シベリア人参=エゾウコギ
まあ、なんとか人参って呼び方多いんですよね。
高麗人参=朝鮮人参
マカ=アンデス人参
カンカ=砂漠人参
ウコギ =アメリカニンジン
スマ(パフィア)=ブラジル人参
うーん、精力系の素材ばかりだな(汗)
エゾウコギはなんかで使ったけど、なんだったけかな・・・
エゾウコギの扱う原料メーカーは漢方関係を扱っているところなら
だいたい扱っているみたいです。
まずは精力系が得意な株式会社皇漢薬品研究所
多くの精力剤はここで作られているといっても過言ではないです。
精力剤を作りたいってなら、まずはココを訪ねれば失敗はないと思います。
思い出した。気分を高揚させる効果があるとかなんとかで、
コラ種子エキスとかと合わせて作ったわ。
お酒飲んだみたいなテンションになって、結構いけそうな気がしたんだけどな・・・
結局、採用されなかったけど。
続いて松浦薬業株式会社
ここも漢方系が強く、他社と比較すると基本的には安い傾向にあります。
主成分がエレウテロシドBってなってますね。Eではなく。
ここは化粧品の原料の扱いも強いです。
漢方系の化粧品原料メーカーの筆頭に上がってくるとこです。
また、漢方にこだわらない原料開発に舵を切っているかな?
今イチオシはパイナップルのセラミドです。
今度はDか・・・
最後に常盤植物化学研究所
ここは有効成分の規格値がおかしいのが特徴かな?
やたら規格値が高いんですよ。(その分お値段も高かったり笑)
ブタノールエキスを2%で規格してますね。
ブタノール・・・?
資生堂がどこの原料を使っているのかってのは
ちょっと分かりかねますね。
ここでは紹介してませんが、アクス薬品はBとEを規格していますので、
もしかしたらココ?!
もしくは直接現地から買い付けてるのかもしれませんねー
資生堂のコラーゲンに高麗人参使われてたし、
なんか漢方系の素材好きっぽいから、
自社で作ってるのかもしれません。
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