PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
とある化粧品でコピーなんですが、
導く ウィルブライド
肌の水分と油分になじんで「潤い浸透ルート」を形成
導入成分・水性保湿油『ウィルブライド』が、肌の水分と油分に素早くなじみ、
潤いが届かなくなってしまった角質肥厚の肌に、「潤い浸透ルート」を形成、
●●●に配合したセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分を導き、引き込みます。
ウィルブライドって成分が、水と油、どちらにも親和性が高く、
これが美容成分を浸透させる道を作るって話らしいです。
まあ、何をしようがヒアルロン酸は入らないと思いますがね。
あと、セラミドを謳っているにも関わらず、セラミドが入ってないんですけどね(笑)
で、このウィルブライドって何?と思って調べてみたのですが、
日油が開発した原料で水性保湿油という常識を覆すものなんだとか。
水に溶ける油ってことですからねー
保湿油の中でもグリセリン骨格を有する油脂(トリグリセリド)に着目した、
植物性グリセリンのアルキレンオキシド誘導体とのこと。
特徴としては、
- グリセリン同等の高保湿性を有し、グリセリンとの併用で、さらに保湿効果が増大します。
- 肌なじみが良好で、べたつきがなく、なめらかな感触です。
- 水溶性ですが極性油剤との溶解性が良好であり、相溶剤として利用できます。
- 常温液体であり、製剤の低温安定性を保ちます。
- 高い安全性を示します(7項目の安全性データ取得済み)。
最大の特徴は、グリセリンと併用することで、
保湿効果が増大するってことですかね。
データでは2倍くらいになってますな。
これが潤い浸透ルートを形成しているってことなのかな?
グリセリン以外でも同様の効果があるだろう、みたいな?
この成分の表示名称は
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
うにゃ?どっかで見たことある名前だな・・・
と思ったら、ナチュセラクリームで使っていますねー
ただの基剤かと思ってたら、こんな特徴があったとは。
どうも機能性素材ばかり追っかけているので、
基剤関連の原料は疎いんですよね・・・
この辺も勉強していかねば!
割と使われている原料なので、ちょっと意識すれば、
この成分を見つけることができると思います。
水にも油にも溶けるなら、クレンジング剤として使っても面白いかも。
補助的に加えることで、洗いあがりに潤い感を演出できるそうです。
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