フィトセロン

ホルモンに着目したの複合原料

加齢により減少する女性ホルモンと成長ホルモンに着目し、

独自の理論で生み出された原料がフィトセロンという原料なんだとか。

 

 

 

女性ホルモン&成長ホルモンと肌の関係に着目

老化の原因は多岐にわたります。

その1つの要因が女性ホルモンと成長ホルモンの減少です。

極論をいえば、この2つのホルモンが十分あれば、

老化の原因をほとんど消すことができます。

 

特に成長ホルモンはマスターホルモンと呼ばれ、

80種類以上あるといわれるホルモンの調整をしているとされます。

そして、名前の通り、成長させるホルモン。

20代と同等の成長ホルモン量を維持できれば、

体は20代へと近づいていきます。

(そんな量はもちろん、投与してもらえませんけどね)

 

成長ホルモンが増えると、あらゆる疾患が予防できるといわれます。

高血圧、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などなど。

 

実際に成長ホルモン補充療法というものを行うことができます。

 

良いこと尽くめなのに、なぜみんなやらないのか?

その理由の1つが金銭的な問題ですかね。

完全自費での治療となります。

半年の処方で100万くらいが相場だと聞きます。

1月16万くらいですが、これをずっと続けていくってのに

抵抗がない人は少ないと思います。

 

もう1つの理由が癌の成長も促進させてしまうこと。

ご存知の通り小児がんは進行が早く、なかなか治療がむずかしいです。

もし、癌細胞があるにもかかわらず、成長ホルモン補充療法を行ったら、

癌の進行が一気に進みます。

 

ヒトの体では毎日3000個のエラー細胞が生まれるといわれます。

いわゆる癌細胞の芽です。

通常は免疫細胞によって駆逐されるのですが、

免疫力の低下に伴い、それがすべて処理できなくなってきます。

50代にもなれば、がん細胞の1つや2つはあるものです。

 

幸い、代謝も遅くなっていきますので、

大きくなる前に寿命が尽きるわけですが、

それでも半分はガンで亡くなるわけです。

 

話が逸れましたね。

 

要するに、成長ホルモンを補充するという発想は理に適ってるということです。

 

女性ホルモンも然りです。

男性よりも女性のほうが急激に老ける人が多いのは、

閉経により急激に女性ホルモンが減るからなんです。

60歳で女性ホルモン量は男女で逆転するそうです。

 

また、コラーゲンの産生や骨の産生を行っているのも女性ホルモン。

女性ホルモン補充療法も行われています。

骨密度は20代と変わらない状態になります。

 

 

つまり、ホルモンの中でも上位にいる2つのホルモンにアプローチして、

肌を若返らせようってのが目的で、それに何を使っているのかってのが

興味があるところです。

 

 

UVAが肌のホルモン活性を低下させる

肌細胞に受容体があり、それに成長ホルモン、女性ホルモンが結合することで、

肌細胞が活性化し、肌を作るのだそうですが、

紫外線、特にUVAを浴びた細胞はホルモン受容体の数が減少し、

ホルモンによる活性が著しく低下することを新たに突き止めたそうです。

 

つまり、UVケアが肌の活性にもつながるってことなんです。

 

 

オリジナル複合原料

・アサガオカラクサエキス

・桃仁(トウニン)エキス

・オタネニンジンエキス

 

これら3つを混ぜ合わせた複合原料をフィトセロンと呼んでいます。

アサガオカラクサエキスは血管の再生に効果があり、

毛根活性するとして、育毛剤やシャンプーなんかに使われています。

これが、ホルモン受容体を増やすことが確認されてたそうです。

 

トウニンは桃の種です。桃の種から抽出したエキス。

ATPの産生を促進するとか。

ATPとは体内のエネルギー物質です。

また、ホルモンのバランスを取る作用もあるとか。

 

オタネニンジンエキスは、高麗人参エキスです。

サポニンをはじめ、様々な有効成分を含んでいます。

 

 

ホルモン受容体を増やして・・・というのが

この原料の肝であるのは間違いないのですが、

その他2つの役目がよくわからん。

 

トウニンエキスはまあ、ホルモンバランスを取るとして、

オタネニンジンは・・・??

まあ、何かしらの意味はあると思いますが、

それらしいことが書かれたものを見つけることができませんでした。

 

もっと直接的にホルモン作用があるものを使ってればわかりやすいのですがね。

ダイズイソフラボンとか。

また、成長ホルモン様物質ってのがあれば、是非使ってみたかったんですがね~

 

ただ、ホルモン受容体を増やすってのは面白いかな?

アサガオカラクサエキスはポーラオリジナル原料だから

手に入らないのが残念。

 

 

【関連記事】

 

<<<前                                次>>>