セラミドを一般美容液の約30倍の高濃度に配合???
ちょっと引っかかる表現があったのでご紹介しておきます。
「セラミドを一般美容液の約30倍の高濃度に配合」
まあ、高濃度セラミドって表現は、まあいいですわ。
ほんとはダメだけど、百歩譲ってね。
何をもって高濃度とするかはその会社の自由ですし。
どの層で勝負するかのポジショニングによって変わってくることでしょうから。
まず、一般美容液ってなんじゃらほい?
セラミド美容液には一般的な配合量ってのがあるのかな?
一般的にはセラミド濃度は非公開なのでんですけどね~
そもそも、セラミドとはヒト型なのか、ウマなのか、植物なのか、
それによって話は大きく変わってきます。
何をもって30倍といっているのでしょうか・・・??
たぶん、これが使えるのは当社比だけだと思うんですよね。
当社比であれば、濃度も把握しているわけですし、
他社との比較でもないのでね。
まあ、それでも消費者目線でいくと、
「いやいや、実際どのくらいはいってんねん!」
となるとは思いますが。
まあ、ただこれって言葉のマジックなんですよね。
この表現を見ると、どうしても一般的なセラミド美容液と比較して・・・
と思ってしまうじゃないですか?
あくまで「一般的な美容液」なんです。
一般的なセラミド美容液ではなくて、
一般的な美容液に含まれるセラミドを比較している
というわけ。
一般的な美容液といわれても、それはそれで何を基準に?
って話になるんですけどね。
セラミド入っていない美容液のほうが多いんだし。
ゼロを何倍してもゼロだろ・・・と。
しかも、セラミドをメインにしてなかったら、
さらにセラミドの濃度なんてわかんないんので、何を根拠にそんなこと
いえるのかねー
高濃度って自信があるなら、遠回しな表現しなくて、
何%って書いてくれればいいのにねー
【関連記事】
コメントをお書きください