シャワーをあてるだけで、キレイになる?!
白神氏の『冷えない人はやっている シャワーお灸』より。
頭痛、肌荒れ、不眠症、便秘や下痢、腰痛、食欲不振、自律神経失調症、生理不順や生理痛などなd、
これらは主に「冷え」が原因で起こるといわれます。
この「冷え」に効果のある治療としては、お灸が知られるところですが、
素人にはちょっと手が出にくいですよね。
そこで、鍼灸師である白神典明さんが提唱するのは、
シャワーのお湯を使った温熱療法 シャワーお灸。
お灸と同様の効果が得られるにも関わらず、必要なのは一般的なシャワーのみ。
様々な不調を取り除く効果が期待できますが、
当然、美容にも効果があります。
1つは、血流を改善し、体温を上げることができます。
体温があがれば、体内の代謝酵素の働きも活発になり、
ターンオーバーもよくなります。
また、熱いお湯をあてることで、ヒートショックプロテイン(HSP)を作り、
体の修復を促進します。
方法は簡単。
あてる場所は仙骨と呼ばれる部分で、神経が多く集まっている場所です。
ケツの上部分にあたります。
①「温かい」と感じる程度の温度に設定
温かいと感じる温度で15秒間、仙骨の部分にシャワーをあてます。
距離や強さは心地よいと感じるように調整を。
②「少し熱い」と感じるまで温度を上げる
この温度でさらに15秒間、仙骨にあてます。
③さらに「熱い」と感じるくらいに温度を上げる
この温度でさらに15秒。
仙骨の部分が赤くなるくらいがちょうどよいです。
寝る1時間前に行うと、睡眠が促進されて、
質の高い眠りが得られるとか。
夏場など、ほてったり、汗が出過ぎる場合は、
仕上げに冷水を首や手首に5秒間あてて、体を引き締めるとよいそうです。
注意点としては、火傷しないように温度管理に気をつけることと、
シャワーお灸はお風呂の最後に行うようにすること。
集中して仙骨を温める必要があるので、そのあとお湯に浸かってしまうと
台無しになってしまいます。
手軽に誰でもできる、シャワーお灸。
美容効果だけでなく、ダイエット効果もあり、冷えからくる不快な症状を防いでくれます。
やらないと損だと思いませんか?
また、今回は仙骨のみの紹介ですが、
お灸はツボにあてるもので、症状に合わせて行うわけです。
仙骨以外のツボでも効果はあります。
さらなる詳細な情報を知りたいという人は、
本書を手に取ってみるのもありかと。
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