水を使わない化粧水の作り方
化粧水に水を使わない?何を訳のわからんことを・・・
とお思いになられるかもしれませんが、できなくはないです。
要は「水」という表記を無くせばいいだけですから。
方法その1 樹液を使う。
まあ、水なんだけど、水とは別の表示名を登録している原料を使います。
例えば、シラカバ樹液。
シラカバに穴をあけると、出てくる樹液でほとんど水です。
もちろん、水以外にも色々と含まれ、何かしらの効果効能はありますが、
ほとんど水です。
これをそのまま使えば、水ではなくて、シラカバ樹液になります。
また、近いものでいうと、サトウカエデ樹液とかあります。
まあ、これは正攻法ですが、温泉水とか深層海洋水とかを、
水ではない!と言い張るのも1つの方法かも。
いや、水じゃね?とは思いますが。
方法その2 発酵液を使う
発酵するときに、水使いますが、
発酵して、濾過したものをそのまま使えば、
発酵液として表示可能です。
まあ、そうとしか表現できませんからね。
かなり大がかりなロットで作れば、かなり低価格にはできますが、
普通は小ロットなので、価格は高くなりがちです。
大手さんが自社で原料でも作らない限り無理ですけどね。
水替わりに使うなんて。
方法その3 搾る
果汁とかみたいに搾ったものをそのまま使う方法。
搾り汁100%であれば、水と書く必要はないです。
グレーゾーンで、抽出液をそのまま表記する方法もあります。
濃縮とかさせないで、そのまま原料にしちゃう方法です。
例えばプラセンタエキス。
これも搾りたてをそのまま原料にすれば、プラセンタエキスと表現できます。
原料メーカーがそれでインキコードを登録すればね。
果汁と一緒の考え方なのかな?
何がグレーかというと、この方法を使えば、表示を1番前に持ってくることができるんです。
通常は濃縮して水やBGで薄めているので、表記は後ろにいっちゃいます。
で、これ、本当はどっちがプラセンタエキスとして濃いのかはわからないんすよねー
原料メーカーを特定して、原料を買えば組成表をもらえますけど、
なかなかそこまではできないですからね。
(しかも、口外しないように契約書とかある場合もあるし)
で、露骨にうちは表示が一番前に来ているから、本物で、
他所は希釈してる紛い物だ!といって販売している場合もあるわけで、
まあ、如何なもんなんかねーと。
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まゆ (月曜日, 29 8月 2016 22:20)
こんなにはやく調べてもらえるとは思ってませんでした。ありがとうございます。
ついこの前いろんな化粧品サンプル頼みまくったので、それを消化したらナチュセラ使いたいと思ってるんですが、何からはじめるのがおすすめですかね?やっぱりライン使い?
ちなみに27歳毛穴が気になる普通肌で化粧品で肌荒れしたことはほぼなしです。
森崎 (火曜日, 30 8月 2016 00:13)
コメントありがとうございます。
正直、肌トラブルもなく、まだ若いので、率先してうちの商品を使う必要はないとは思います。
しいていえば、ナチュセラライトだけで事足りるのではないかと思われます。
ご参考になれば幸いです。
まゆ (火曜日, 30 8月 2016 22:21)
使え!と推してこない化粧品会社も珍しいですね(笑)
参考にします。回答ありがとうございました。