β-エンドルフィン様作用でハッピーに?
βエンドルフィンにアプローチをするという原料は
注目していたのですが、なかなか商品化へのイメージがわかないんですよねー
塗って、気分がハッピーになるってくらい効果があったらヤバいんですが、
それくらいの効果を期待されちゃうもんで・・・
そしたら、今度、ここにチャレンジをしてきたところがありまして・・・
塗ったら気分がハッピーになるオイルってのを発売してました。
なかなかの冒険だと思います。
特徴として、β-エンドルフィン様作用があるチェストベリー由来エキスを
ナノカプセルに閉じ込めましたものを使用。
この成分がβ-エンドルフィン受容体に結合することで、
β-エンドルフィンの代わりになるというわけです。
原料名はセイヨウニンジンボク果実エキス
組成は水、セイヨウニンジンボク果実エキス、グリセリン、エタノール、レシチン、野菜油、トコフェロール、シクロデキストリン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
野菜油ってなんだろ?サラダ油!?
シクロデキストリンでナノ化して、それをリポソーム化した原料なんだそうで。
データは肌のシワ減少、弾力性アップのデータはあります。
あくまでβ-エンドルフィンによる、美肌効果を狙ったもので、
これで幸福感がでるってわけではない・・・のかな?
美肌効果は思っている以上に高いです。
幸せな時ってのは、肌の調子も確かにいいでしょうからねー
推奨量は1~2%になります。
ちなみに、サプリメントではチュストツリーという名で、
月経不順や更年期障害の緩和に役立つとされています。
通常、エストロゲン様作用の物がほとんどのなか、
このチェストツリーは黄体ホルモン様作用があるといわれます。
そのため、ちょっと扱いが難しいんですよ。
ヘタな組み合わせをすると、副作用がでやすいんです。
バストアップ系に使うときは、ちょっと注意したほうがいいです。
まあ、扱いにくいってのがあるのか、レッドクローバーと同様、
扱ってる会社は減ってます。
話を戻しますが、β-エンドルフィン様作用として働くのは、
表皮細胞にあるレセプターにβ-エンドルフィンの代わりに結合し、
肌形成のためのスイッチを押すという役割であり、
別に、神経に働きかけるってわけではないってことですな。
神経の幸福を感じるレセプターにも結合するかもしれませんが、
塗布でそこまで行くってことはないですが・・・
ホルモンなので、超微量でも作用するので、
もしかしたら・・・という期待感はもってもいいかも。
(それがプラセボ効果を生み出すからね)
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