プロテオグリカン原液

プロテオグリカンってあんまり認知されてない?

プロテオグリカン原液を作りたい・・・

そんな依頼を受けたわけですが、プロテオグリカンって超メジャーな原料と

認識していたのですが、一般ではあまり知られていないのかな?

聞いたことはあるけど、よくわかんねって人も多いかもしれません。

 

プロテオグリカンは鮭の鼻の軟骨から抽出された成分。

試作でハードカプセルに詰めたことありますが、その時で180万円/kgくらいだったかな?

試作だけやらされたって感じでした(笑)

 

まあ、その時は関節にいいとかなんとかで、誰がそんな原料使うんだ?

と誰もが思っていましたがね。

 

サプリメントでは知名度は相変わらず低いままですが、

商品はチラホラあります。

 

で、元々プロテオグリカンを作っていたところと、

化粧品原料メーカーの大手である一丸ファルコスが手を組み、

非常に使いやすい形で提供してくれ、一気に化粧品での採用が広がります。

 

まあ、薄めて1%にしたものを販売したってことなんですがね。

製品名は水溶性プロテオグリカンIPC

表示は水、BG、水溶性プロテオグリカン

 

化粧品で使われているプロテオグリカンは、すべてこれです。

 

さらに、追い風となったのが、EGF問題。

EGFが医薬品でしか使えなくなるかもしれない・・・

そんな噂が原料メーカー、加工メーカーを中心に広がりました。

行政が決めたことは覆らないのが常なので、動きは早かったです。

 

プロテオグリカンにもEGF様作用があるといわれているので、

こぞって、プロテオグリカンへ処方変更しました。

まあ、EGFは化粧品でもOKってことになったんですが、

これははっきり言って異例です。

 

プロテオグリカンの原液ってすでに色々やられてるんだよなー

原液というのは、プロテオグリカン100%ってことではなくて、

原料100%ってことです。

つまり、水溶性プロテオグリカンIPCを100%使った商品ってこと。

 

 

プロテオグリカン、お値打ちに買えるといっても、

そこそこしますし、丸っと使うとなると、それなりにコストかかります。

 

まあ、普通に作れば7,8千円で売りたいところですが、

安いところは4千円切るくらいの価格で売られていますからね・・・

 

中には100%と言いつつ、100%でない紛い物もありますが、

オリジナルの原料を作って、それを100%入れても原液100%なので、

嘘ではないんですけどね(笑)

 

 

それにしても、この市場はきつい。

 

 

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