納豆原料

納豆を使った化粧品原料

納豆を使った原料がちょっと注目されています。

意外に採用されているんですよねー

 

別に納豆っていっても、納豆をそのまま入れているわけではなく、

納豆から抽出した成分なので、臭いやネバネバ感があるわけではないです。

納豆臭を期待している方は、その期待は100%裏切られます(笑)無臭です。

 

 

ポリグルタミン酸

ポリグルタミン酸ってのは納豆のネバネバ成分の1つで、

グルタミン酸が連なっている高分子ポリマーになります。

ヒアルロン酸の2倍の保湿力があるとかないとか。

 

ポスト ヒアルロン酸との呼び声が高いです。

まあ、納豆のイメージが強すぎて、普及しているとは・・・まだまだ言い難いかな。

しかしながら、大手でも採用しているところがチラホラあり、

今後も伸びていくんでないかなーと予測されます。

 

基本はヒアルロン酸と一緒で、肌の表面に膜を張り、

外部からの刺激から肌を守る作用があるのですが、

天然保湿因子を増やす効果もあるともいわれています。

 

 

 

ナットウガム

これは一丸の原料でフィトコラージュと呼ばれるもの。

植物コラーゲンモドキみたいな感じでいわれています。

(植物にはコラーゲンは存在しません)

使用感がコラーゲンとにているんだそうです。 

 

納豆エキスで、大豆を枯草菌を加え発酵させた後、ポリグルタミン酸を精製した溶液です。

ぶっちゃけ、ポリグルタミン酸と同じですが、精製度合が違い、

不純物が多く、天然保湿因子も多く含まれているといわれます(アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど)。

 

当然、作用もポリグルタミン酸と同じですが、

こちらのほうがコスト的に使いやすいです。

 

高濃度でガッツリ入れたい場合は、ポリグルタミン酸を、

納豆由来というのをコピーで使いたい場合はナットウガムを

使うって感じになるかなー

 

 

まあ、ダイズを納豆菌で発酵させたものは、納豆エキスといえなくもないので、

セラビオもこの括りに入れてもいいのかもしれませんね。

 

シカクマメ発酵エキスとかもそですねー

 

 

日本を代表する発酵食品である、納豆。

それを作る納豆菌の研究ってのは、まだまだこれからって感じです。

納豆菌で発酵させることで、新たな何かが今後も生み出されていくことでしょう。

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