何度も言おう。ダイエットサプリでは痩せないから
ダイエットサプリって売れるんですよねー
しかも、わりと高額で。
買う人も「痩せるわけない」とわかっていて買うんだとか。
実際に販売しているところで聞いたお話しです。
だから、痩せなくてもクレームはくることはないし、
新しい商品を出せば買ってくれるんだそうな。
正直、意味がわかんないです。
ちょっと怖い・・・
広告では「こんなに痩せた!!」とあり得ない話が盛りだくさんですが、
買う人も、これが嘘だというのはわかっているんだとか。
では、なぜ買うんだ?!
1つは「依存」なのかもしれませんね。
飲んでいることで安心を得られると。
摂食障害・・・食べることができなくなる手前の状態で、
これを飲んでいるから、食べても大丈夫なんだという
そんな安定剤的な役割を果たしているのではないか?と。
食べれないってのよりは、遥かにマシですから、
そういう意味では必要なのかな?
ダイエットサプリ依存症・・・と呼べるようなものがあるのかもしれません。
まあ、もっともここまでの人は稀で、
実際は、免罪符のようなものなんでしょうね。
痩せるには「食べ過ぎない」か「運動する」
ってのはわかっちゃいるんですよね、みな。
わかっていてやらないってのは、罪悪感のようなものが
生まれてくるわけです。
で、サプリを飲むことで、
何もしていなわけではないんだよっていう
自分自身への言い訳みたいなものに使われているのではないか?
なんてことを考察してみたり。
もっとも、純粋にそういったものが好きって人もいるかもですので、
一概にとはいえませんが、そういった側面もあるのかな~とね。
まあ、効かないってのであれば、それはそれで、無害ですからいいのですが、
ヘビーユーザーになってくると、海外品に手を出す人もいます。
これはかなり注意が必要になります。
ぶっちゃけ、海外品は痩せるもの、あります。
トリックは簡単で、薬物が含まれているわけです。
1つは甲状腺ホルモンが含まれているもの。
代謝を促すホルモンではあるのですが、
過剰分泌ではバセドウ病と呼ばれる病気になります。
目ん玉が飛び出るといわれることで有名ですが、
実際は全体の5%程度なんですけどね。
で、これやると、痩せるってよりやつれるって感じになり、
オススメはできないですが、続けている間はバセドウ病に近い
状態が維持されます。
しかし、ホルモン系のやっかいなところは、
過剰投与は、自己のホルモン産生能を著しく低下させます。
反動で甲状腺ホルモンがでなくなると、
逆に橋本病と呼ばれる疾患になります。
代謝が著しく低下するので、太りやすいし、
怠いし、やる気も起きなくなります。
どちらも難病で治療法が確立されていないので、
安易に手をださないでくださいな。
続いては毒物。
海外ドラマとかで食事に少しずつ毒物を混入して、殺害するみたいな話、あるじゃないですか?
少しずつやつれていく様子が描かれていますが、実際に毒物を摂取し続けると、
あんな感じになるんです。
たばこを吸っていると痩せるってのもニコチンが体にとって毒だから。
(まあ、口さみしい時に、食べないで済むってのもあるけど)
有名どころで言えば、エフェドリンというアルカロイドで、
100名を超える死者をだしたとか。(現在は使用を禁止されています)
マオウ科の植物の根を乾燥させたものに含まれており、
神経を興奮状態にする作用があるそうな。
文字通り「死ぬほど」効きます。
脱法ドラッグと一緒で、規制されれば、
それと類似の物質を見つけてきては、使用するって感じで、
エフェドリンが含まれているものはないにしても(絶対ないとは言い切れないけど)、
類似の物質が添加されているってこともあるので注意したいとこです。
【関連記事】
コメントをお書きください